早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

捻挫しやすい人

2018-06-29 | RUNNER
捻挫って時々するものだと思いますが、私自身の捻挫の頻度は結構高いと思います。年に2回はやります。ヒールを履いていてうっかり、はあるかもしれませんが、ペタ靴でもジョギングシューズでも捻挫してしまいます。

そして、今朝、やっちゃいました(涙)
東京が熱帯夜になりつつある今日この頃、信州の高原の朝を楽しもうとジョギングに出かけたら・・・信号待ちで止まったところでぐきっ。あ、またやっちゃったー!ということです。階段とか石ころを踏んでとかそういう捻挫しても仕方がないな、というところではなくて、大体、なんでもない平たいところでやっちゃいます。やった時、骨がぼりぼりっていうような音まで聞こえます。
捻挫地点は我が家から1.5キロくらい行ったとこでした。負担を与えないように気を付けながらそろりそろりと帰ってきて、今、アイシング中です。3週間後のハーフマラソン、走れるかが心配です。

捻挫は癖になるらしく、二か月に一回、とかいうレベルの方もいるようで、年に二回程度はもしかしたら大した頻度ではないかもしれません。でも旦那は何年も捻挫してなさそうですし、周囲で捻挫している人ってあんまり見かけません。
いつも捻挫をしたときは、痛みが引いたら筋トレとストレッチをやろう、と思うのですが、のど元過ぎれば・・・で、やったためしがありません。せめて、走るときにはサポーターをまくとか、ウォーミングアップをしっかりしてから、とかそのくらいやればいいんでしょうが、ついついすぐに走り始めてしまうのです。

今回はいつもよりも念入りにアイシングをして養生し、ハーフまでにはなんとか復活したいと思います。
どうでもいいですが・・・捻挫でしょんぼりしているところに、朝ドラの「半分、青い」も悲しい展開で一層しょんぼりしてきたところです。

保険証切り替え中に診療を受けたとき

2018-06-28 | どうでもいい話
リタイアした後、一旦主人の扶養に入りましたが、そのあと基本手当(俗にいう失業手当)をもらうために扶養からはずれ、基本手当受給期間が満了した後、また扶養に戻りました。
そもそも、基本手当満額もらっても130万になんかならないのに、その額で一年間もらい続けると(便宜上360日として計算するようですが)130万以上になるかどうかという計算をするため、一日当たりの金額が3,612円以上の場合は扶養から外れます。その間、年金も一号被保険者になり、健康保険も国保に入らねばならず、結構な負担となります。そのうえ、半年のうちに扶養から外れて扶養に入る、という手続までしなければならない、というメンドクサイ話です。

まあ、その手続きだけならばよしとして、切り替え途中(つまり保険証を受領していない間)に医療機関を受診した場合、まずは10割負担となります。そして、月内に保険証が届けば、その医療機関で3割負担の処理をしてくれました。全ての医療機関で月内ならばやってもらえるのかは?です。私がかかっている病院は、その月の〆の前であればいいよ、と言ってくださったので、翌月の前半でも処理をして7割は返金してくれました。

そして、その月内で間に合わなかった場合、今度は健保組合に書類を提出して7割分をバックしてもらう必要があります。その処理を行おうとして初めて、領収書ではなく「診療報酬明細書」というのが必要だということを知ったのですが、10割負担の時に、医療機関はその明細書を出してくれていれば二度手間ではなかったのに、わざわざ東京の医療機関に足を運ぶことになったのです。月内に保険証をもってやってくると思ったのでしょうが、そうでない場合に必要な書類くらい教えてくれてもいいんじゃないでしょうかね。

こんなことも、最初から知っていればよかった、と無知を悔やむ一日でした。

言葉の粋を感じる時

2018-06-27 | 早期リタイア
農業研修に行くようになって、農業用語に触れる機会が増えました。
農業用語といっても、土地の広さの単位から、肥料の話、作業(摘果、摘心、芽かき、土寄せ・・)の話、枝の呼び方(結果枝、果台枝・・)等々。そもそも防除とはなんぞや(病害虫の予防と駆除)管理機とはなんぞや(野菜用の畝をたてたり、溝を掘ったりする機械)というくらい農業とは無縁の生活を送ってきましたので、この歳になって新しいことだらけで結構面白いです。

どんな種でも植えたら水をまくのが普通だと思っていたら、ジャガイモは種芋を植付けて水は不要、どちらかというと乾燥気味で育てないと腐ってしまうのだそうです。あげなくていいのは、無精な私としては願ったり叶ったりですが、水が必要な野菜もいるので、ちゃんと野菜の特徴を理解しておかないと収穫まで行きつかないかもしれません。

ところで、先日「麦秋」という言葉が出てきました。ちょうど今、麦の穂が金色に輝く季節、「秋」といいつつ初夏の季語なのだそうです。もう一つ「短日」これは、夏至から冬至に向けての、昼の長さがだんだん短くなっていく期間を指すらしいです。そして、豆は短日にならないと花が咲かない=実がならないのだそうで、いくら早く種をまいても、短日前は葉が茂るだけなのだそうです。だから、短日になるまでにどのくらい植物を育てておけばいいのか、ということを農家の方は考えて植えているとのこと。豆は何も意識していないのでしょうが、これもなかなか興味深い現象だと思います。

その短日になる夏至に研修先で大豆をまきました。2日後に自宅でも植えて、鳥に種を持っていかれないように網でガードしました。農場で使った種まき機の名前は「ごんべえ」。ごんべが種まきゃカラスがほじく・・・らないことを祈ります。
麦秋にせよ短日にせよ、季節を感じながら過ごせることに感謝しつつ、今日は誰に水をあげようか、そろそろ追肥しようか、などと考えるのも楽しいものです。

りんご漬けのレシピ

2018-06-26 | 食・ワイン
先日の農業研修でリンゴの摘果を行いました。プルーンの時もそうだったのですが、農業をやったことのない私としては、摘果してどんどん捨てていくのがとてももったいなく感じられてしまいます。多分、収穫まで一通りやると、摘果しないと満足なものができないことを実感するのでしょうね。
ジャガイモでさえ、せっかくわしゃわしゃ生えてきているのにかわいそうだなあ、と泣く泣く芽かきをしたくらいです。

さて、そのリンゴの摘果、私がやると残しすぎるなあと思いつつもがんばってやりました。ただ、それを捨てるのがもったいないのは相変わらずです。でも先生に聞いても、その摘果した実の使い道はない、と言われてしまいます。リンゴ酒とかピクルスとか、何かあるんじゃないかなあ、とあきらめきれず10個ほど拾ってきました。

ネットで探索するも「摘果リンゴ、レシピ」ではなかなかヒットしません。安曇野でリンゴ酒をつくったとかいうのは出てきますが、自宅で作るレシピというのはヒットせず。摘果リンゴって果樹農家じゃないと手に入らないから、あまりにマイナーな食材なのかもしれません。しかし、粘って見ていると、山形県の置賜地方の「りんご漬け」というのにたどり着きました。もったいないと思っておばあちゃんたちが摘果したものや出荷できないリンゴを漬けていたのが始まりのようですが、今はお土産として売っているようで、美味しいリンゴで漬けているのかもしれません。

一応、レシピが見つかったので、塩水にリンゴを漬けて漬物石で重しをして2か月以上保存、を開始しました。さて、この季節の摘果リンゴでりんご漬けが出来るのか?それとも、同じ摘果でも、もう少し成長した後のりんごでないとダメなのか?2か月後が楽しみです。
今回は氷砂糖がなかったので漬物を選びましたが、次回はりんご酒でもいいかな、と思っています。

ワインの香りや味を感じるしくみ

2018-06-25 | 食・ワイン
先日、ワインに関する講座で「香りや味を感じる仕組み」について学びました。
普通にワインをテイスティングをするのではなく、「香り」を感じる嗅覚の仕組みや正しい香りの嗅ぎ方を知る、香りの仕組みを科学的に理解する授業です。

以前ワイナロマというワインに関する香りのキットを紹介しましたが、今回授業で使用した冊子の付録のアロマカードは、例えばこれはグレープフルーツの香りだよ、というカードではなく、AとBとCを一緒に嗅ぐとグレープフルーツ、AとBとFならばマスカット、といったもので、香りは「におい物質」の組み合わせにより生成されることを実感できます。

また嗅覚は人によって違いがあり、受容体遺伝子の個人差により香りに対する感じ方が異なるのだそうです。ワインとは関係ないですが、アスパラを食べると尿の匂いが変わります。私にとっては当然のことでした。これは、アスパラに含まれるs-methyl-3-(methylthio)という物質が、酵素の働きでメチルメルカプタンという臭気物質にかわることによるものなのだそうです。

ただ、この分解酵素を持っている人が50~60%、そしてその臭気を嗅ぎ分けられる人は遺伝的に5人に1人なのだそうです。つまり、まず食べても尿のにおいが変わらない人が半分くらいいて、尿の匂いがかわってもそれに気づかない人が5人に4人いることになります。私は分解酵素を持っていて嗅ぎ分けられる人、のようです。ただ、旦那も同じなので、みんながそうなのかと思っていましたが、単純計算では10人に1人しかアスパラを食べた時のあの匂いを経験していない、ということです。講師の方が、アスパラを食べたら尿の匂いがかわるのを知っている人、と聞いた時に30人いる教室で私しか手を挙げなかったのにビックリしてしまいました。

この他にも香りに関する雑学としては・・・鉄棒を握った時の鉄臭い匂いは実は「鉄」の匂いではなく、鉄に手の油の混ざった酸化臭であること。ワインの中でも唾液と混ざってpHが中性に傾くことで匂う物質に変わるものもあり、それはただグラスの中で匂いを嗅いだだけでは分からないし、唾液の分泌量の多い人はその香りを見つけやすい(または口に含むワインの量を少量にすると見つけやすい)など。

ワインをもっと楽しむためにも、この冊子で香りのメカニズムについてもっと勉強しようと思います。