9月に入ってから体調を崩すことが多くなった。夏のせいだろうか。食欲もない。痩せると思えばありがたいことだけど、その晩困ったことにお粥しか食べてないのにずっと吐き気が止まらない。
一晩中私は吐き気の虜と化した・・・。
でも吐き気はあるが上手く吐けず、全部ようやっと吐ききったのは朝方かな。お陰で眠れなかった。
そしてその夜、またあの黒光の同居人は活躍するのだよ。
ここんとこ見かけなかったと思ったのに奴はいた。私は数日前荷物の中から掘り起こしておいた殺虫剤を黒が悠々と歩いて行った先に思い切り振り掛けてやった。
暫し待つ。奴は姿を現わした。私は紙を引っつかみ黒に躍りかかった。
以前のことだけど、違う黒光りに真っ向から殺虫剤を奴にかけてやったことがあった。奴は苦しみもがき、足をバタつかせ仰向けに倒れた。
やった。孤独な戦いに私は勝利したのだ
私は奴の死体を回収するべく、分厚く奴の形を手に感じずにすむ大量の紙を探しに別室へ行った。
そしてやられた
やられたって言うか。あいつって、芝居しない?
確かにひっくり返って、絶対やられたとしか思えなかったあいつ。なのにほんの数秒紙を取りに目を放した隙に奴はまんまと逃走していた
奴は芝居もする。しかも名演技だよ
お前は熊かっ!(熊を見て芝居をするのは人間の方か?)
そんなかつての教訓があったので、私は用心深くあいつをゴミ袋に封印し、少し安心しながら、いつものように、ブログの更新をした。
なのに、あいつは、黒は!
がさごそ・・・がさごそ・・・音がするのだ。ゴミ袋の中から。
つまりあいつはゴミ袋の中で、生存しつつけていると言うことか?!
黒は、演技をする。しかも卑怯なことに死んだ振りをする。お前は熊かっ!
ガサゴソガサゴソ。音はし続ける。私を新しい不安が襲った。
このままガサゴソいい続け、もし仮にあいつがゴミ袋を蹴破って出てきたらどうなる?
その時の奴は復讐心に燃えていないか?
私の頭の中にある幻想が浮ぶ。畜生~!と頭に血が上って勢いで愛人を殺してしまった。やっちまった。形で息をしながら、その遺体の処理方法を考えている男の耳に荒い息遣いが聞こえる。今、自分が絞め殺した愛人が苦しそうに呻いている声だ。
息を吹きかえしたらどうなるの?
彼の緊張は頂点へと達する。
・・・。
私はあいつが飛び出してこない間に、袋を二重にしてゴミ捨て場に走ったわ。
その時間。夜中の1時半。
前の日の晩吐き続け、陽が昇った後どうにか眠れて、どうにか起き出して午前1時半。私は何故黒光りの復讐を恐れるばかり、ゴミ捨て場に走らなければいけないの?!
あほである
でもね、もし黒さんの方に同居人のつもりがあったなら(少なからず一食一飯の恩を感じていたのなら、私が、頭痛と吐き気で苦しんでいた前の晩「タオル変えましょうか?」くらいの心配はしてくれていたと思うの。
ま、それで本当にその時、出てこられても困るけどさ。その方が大騒ぎさっ。
でもその気があったのかな、って思うと、少し心が安らいだりする?人は1人じゃないんだとか・・・。この苦しみの中、私は宇宙にたった1人きりじゃないんだとか。
ならないか・・・
でも将来。核爆発しようとも、生き残るのは、生存本能の強い人間と、黒光りと言われているんだけどね・・・。
それを考えると・・・。もっと平和的な交友関係持つようにしようよって。思わなくもない。・・・思わなくもないんだよ。
でも、無理だと思う。
一晩中私は吐き気の虜と化した・・・。
でも吐き気はあるが上手く吐けず、全部ようやっと吐ききったのは朝方かな。お陰で眠れなかった。
そしてその夜、またあの黒光の同居人は活躍するのだよ。
ここんとこ見かけなかったと思ったのに奴はいた。私は数日前荷物の中から掘り起こしておいた殺虫剤を黒が悠々と歩いて行った先に思い切り振り掛けてやった。
暫し待つ。奴は姿を現わした。私は紙を引っつかみ黒に躍りかかった。
以前のことだけど、違う黒光りに真っ向から殺虫剤を奴にかけてやったことがあった。奴は苦しみもがき、足をバタつかせ仰向けに倒れた。
やった。孤独な戦いに私は勝利したのだ
私は奴の死体を回収するべく、分厚く奴の形を手に感じずにすむ大量の紙を探しに別室へ行った。
そしてやられた
やられたって言うか。あいつって、芝居しない?
確かにひっくり返って、絶対やられたとしか思えなかったあいつ。なのにほんの数秒紙を取りに目を放した隙に奴はまんまと逃走していた
奴は芝居もする。しかも名演技だよ
お前は熊かっ!(熊を見て芝居をするのは人間の方か?)
そんなかつての教訓があったので、私は用心深くあいつをゴミ袋に封印し、少し安心しながら、いつものように、ブログの更新をした。
なのに、あいつは、黒は!
がさごそ・・・がさごそ・・・音がするのだ。ゴミ袋の中から。
つまりあいつはゴミ袋の中で、生存しつつけていると言うことか?!
黒は、演技をする。しかも卑怯なことに死んだ振りをする。お前は熊かっ!
ガサゴソガサゴソ。音はし続ける。私を新しい不安が襲った。
このままガサゴソいい続け、もし仮にあいつがゴミ袋を蹴破って出てきたらどうなる?
その時の奴は復讐心に燃えていないか?
私の頭の中にある幻想が浮ぶ。畜生~!と頭に血が上って勢いで愛人を殺してしまった。やっちまった。形で息をしながら、その遺体の処理方法を考えている男の耳に荒い息遣いが聞こえる。今、自分が絞め殺した愛人が苦しそうに呻いている声だ。
息を吹きかえしたらどうなるの?
彼の緊張は頂点へと達する。
・・・。
私はあいつが飛び出してこない間に、袋を二重にしてゴミ捨て場に走ったわ。
その時間。夜中の1時半。
前の日の晩吐き続け、陽が昇った後どうにか眠れて、どうにか起き出して午前1時半。私は何故黒光りの復讐を恐れるばかり、ゴミ捨て場に走らなければいけないの?!
あほである
でもね、もし黒さんの方に同居人のつもりがあったなら(少なからず一食一飯の恩を感じていたのなら、私が、頭痛と吐き気で苦しんでいた前の晩「タオル変えましょうか?」くらいの心配はしてくれていたと思うの。
ま、それで本当にその時、出てこられても困るけどさ。その方が大騒ぎさっ。
でもその気があったのかな、って思うと、少し心が安らいだりする?人は1人じゃないんだとか・・・。この苦しみの中、私は宇宙にたった1人きりじゃないんだとか。
ならないか・・・
でも将来。核爆発しようとも、生き残るのは、生存本能の強い人間と、黒光りと言われているんだけどね・・・。
それを考えると・・・。もっと平和的な交友関係持つようにしようよって。思わなくもない。・・・思わなくもないんだよ。
でも、無理だと思う。