デンマーク、なめたらいかんぜよ、なのである。
今度シーズン3がCS/スーパー!ドラマTVに登場予定のこのドラマ侮れない。
北欧産のドラマってたまにやってくれちゃうのである。
今まで、デンマーク→コペンハーゲン→アンデルセン(童話作家)くらいの発想しかなかったが、ドラマはぶっ飛ばしてます。
欧州各国の賞を総なめにした本作品は、『THE KILLING/キリング』の制作陣が集結したそうだが、申し訳ないが、そのドラマは知らない。
シーズン1は新内閣発足から始まる。そしてそれは野党(穏健党)だった党首のニュボーが初の女性首相の誕生となった。
ニュボーは政治家であると同時に妻であり、母である。
しかし、一国の首相を担った。
家庭は、夫は、すれ違いから愛人を作り、子ども達も徐々に調子をおかしくしていく。
それでもニュボーは夫の愛人を受け入れ、子ども達と父親が会えるように、自分の心を殺す。
彼女を追い詰める、スクープ狙いのジャーナリストのカトリーネは、前政権の妻子のある政治家と愛人関係にあった。
しかし彼が自分の部屋で突然亡くなり、彼の子を宿していることを知る。
彼の妻は、カトリーネが愛人であることを素早く見抜き、本当は産みたかった子を堕胎する決意をする。
そしてカトリーネはニュボーをこのデンマークをちゃんとした国にできるのかと追い詰める。
しかし数年前まで、カトリーネは首相のスピンドクターのキャスパーと恋人関係にあった。
お互いの両親に会い、結婚を考えていたが、キャスパーはなにかと両親が今、海外にいて予定が掴めないと逃げる。
そのため、2人の関係は終わりを迎えていた。
しかし、ニュボーが首相になったことから再びキャスパーとの関係が繋がっていく。
シーズン2にて、ニュボーの娘のラウラが心の病気を患う。執拗にくらいついてくるマスコミ、父母の不仲、色々なことが思春期の彼女の心を支え切れなくした。
しかしニュボーの政策は、国の医療制度のあり方にもおよび、ラウラを国が運営する施設に預けずにいることが徐々に漏れ出す。
再び、ニュボーは辛い立場に立たされることになる。
そして更に、少年の犯罪の悪化に少年法の見直しをと言う話も絡んでくる。
シーズン1から父の回想で、どうもスピンドクターのキャスパーは父親から性的虐待を受けていたらしいと視聴者に連想させていたが、実は彼は…という大きな秘密が明かされる。
そして飛び込むシーズン3なのだ。
近々、こちらもスパドラ(スーパー!ドラマTV)にて放送が決まっているので、そちらをお待ち下さい。
※スパドラにて平日午前8:00~吹き替えの再放送もしています。