時をかける少女

2007-08-13 20:52:27 | 日記風
 先日テレビで放送してたアニメ版「時をかける少女」をビデオ録画しておいたのを観る。

 原作とも、以前、実写(と言うか)映画化されたものとも全く違うオリジナルなストーリーとして甦ってました。
 あー、そうくるか。
 確かに意外などんでん返しがありました。

 アニメ版がテレビ放送された翌日、たまたま電車に乗っていたら、ある親子連れが話をしてました。
 「昨日観た時をかける少女どうだった?」
 お母さんの問いに小学校の3、4年生くらいの女の子は「怖かった」って答えてました。
 怖い?昔の、実写版の方の印象しかなかったので、何でだろうって思ったけど、確かに、そう見えたかも。踏切事故のシーンとか、タイムリープしているシーンとかね。

 原作から変らないストーリー部分、時をかけるとタイトルにつく部分は、少女がある日タイムリープ(場所と時を移動する能力)を手にしたって所ですが、あの親子にしても。
 以前、映画化されたのは80年代だそうです。あの「怖い」と答えた女の子のお母さんはちょうどそれをリアルタイムで観てたかも知れない。それを自分の生んだ娘とアニメ版に甦った作品を観る。
 これもちょっとしたタイムリープ?
 人は、同じ人間が時を越えることはできない。でもこうして生命を繋いでいけば、あの時にそっくりな少女が再び時を越えて現れる。本当は母子だったりして違う人なんだけど、でもふと他人が、その2人を見た時、あまりにも似た少女にかつての少女の姿を重ね合わせる。
 これも立派なタイプリープの気がする。

 って、通常これしか出来ないけど。
 
 でももし宇宙人が、違う時間を行き来し、こうして、1人の少女を観た時「これが地球人のタイムリープ」って思ってくれたら?

 それって面白くない? 


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