氷上の表情

2007-10-10 00:18:13 | 日記風
 今週はダンスへ行く。ほぼ、数ヶ月に1度がペースと化している。

 う~ん。

 この前、フィギアスケートのエキシビジョンをテレビでやっていた。エキシビジョンは選手がなんの縛りもなく踊れるものだから、かなりショーアップしている。フィギアスケートって言うと、3回転とか4回転って大技もあったりするけど、イナバウワーが表すように「優雅」で表現される所も多い。
 だから自由にショーアップしていても自然、ポップだったり、セクシーだったりする演目が多い。

 なのに、先日はプロレスを取り入れたものがあった。男子選手の1人がアントニオ猪木さんのテーマを優雅ぽくアレンジしたものに合わせて、踊っていた。

 アイディアだなって思うの。一見プロレスって言うのはフィギアとは逆の印象のものだから。
 
 個人的に好きだったからやりたいと思ったのかもしれないけど。

 広がりを持ってきたんだなとも思う。

 一昔前は人に「ねえねえ昨日のスケート」って言っても「あ、観てないから」判らないって反応しかなかった。それが今じゃ選手がアイドル化し実力にしても世界基準でしょう。ここまで来るとはほんの数年前は想像してなかったんじゃないかな。

 やはり前にテレビで観たんだけど、教えてくれるコーチが他県に行くことになって、それについて親元を離れて付いていくことにした9歳の子のことを取り上げていたものがあった。
 9歳で親元離れてまでやりたいことってなんだろうと思う。そういうもの出会えることは素敵だけど、先がどうなるか判らない。それでも幼くしてできる決心はなんだろう。

 人生遠回りの私としてはとてもそういう決断はないような・・・。人それぞれ背負って生まれるものはあるのかもしれないけど、その子にとってどんな意味を持つことなんだろうとふと思った。

 氷上に魅せられていく人々。
 そこを辿るっていうのはどんなものなんだろう?


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