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シリーズが進んでくるといろんな一面が見えてくる。
のちに恋愛関係になり、結婚するFBIの捜査官ブースとは最初はスクインツ(目を細める人)、ブレナンのことも「ボーンズ」と呼んで嫌がられている。
でもシーズン2ではお互い、どこかただの仕事の相棒と言いながら意識し合うようになる。
夫のブースには前に結婚はしてないが、相手の女性から子どもは欲しいが結婚したい相手じゃないと拒まれたある意味、変わり者…の女を愛する所がある。
彼自身、ピエロ恐怖症で、人形と言えど、ピエロを撃った経験がある。
それがきっかけでセラピーを受けるよう指示を受けるが、金持ちに対して劣等意識があると言われる。
実際彼は貧しい地域の出身だ。
そして戦争に何度も行き、人を殺した経験を持つ。
それが見えない傷になっているらしい。
米国としてはそれが普通の男性の経歴になっていたりするんだけど、あんまり公にしない。
しかしドラマではそれが描かれる。
そののちに妻になるブレナンは、名字は忘れたが、本名を「ジョイ」という。今はテンペランスと名乗っているが、それは両親は15歳で両親が消えた時に変えられた名前だ。
両親が消え、里子に出されるまで父は高校教師で、母は経理の仕事をしていると思っているが、知能犯の銀行強盗だったという過去がある。
そしてジェファソニアンに勤めだした頃、母の遺体が身元不明の遺体として、収容されていたことを知る。
15歳で親の素性もよく判ってない(兄は19歳だったけど、両親が逃げ出す時に名前を変えさせられたことを知っている)と言うのは…たまに家族の仕事もそれくらいの年齢になっても知らないという例もあるが、あまりにも関心がない。名前が変えられたことも覚えていない。何かあって忘れたい心理が働いたのかもしれないが、かなり、関心が薄い。
元々人と付き合うのが苦手だったというから、人間嫌いじゃないかと思う。
そのわりにはモテる。
ブースと意識し合いようになるのも、サリ―というブースの同僚に一緒に殺人だの捜査だのから離れて、ボートで無意味な時間を過ごそう、旅に出ようと言われたことが原因だ。
けれどそれができなかった。
ブースはスクインツで、金持ち(研究者たちは変わり者、それでいて実家は金持ちと言う例が多い)が嫌い。ブレナンもブースが取り調べをする部屋が嫌いなのにそこへ来る。
それはお互いへの気持ちがあると言われてもその当時は否定している。
というより、ブレナンは大の心理学嫌いだ。
それがブースの妻となり初めて「自分は心が狭いかもしれない」と言い始める。
これには夫のブースもびっくりしたらしく「ワオ」(こいつ、認めたぞ)とリアクションを取っている。
謙虚と言う言葉がなく、人の気持ちを考えない。自分は美人で聡明と平気で言えてしまう。
まあ、あそこの研究所にいる博士号を持つ人々はみんなそう言ってるけど。
人間嫌いかと思うと、友だちは欲しいのか?ブースの彼女となる女性とはちゃっかり友だちになり、特に中のいいアンジェラの手伝いもあり、上手く別れさせている(?)
そして捜査のためなら
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ワンダと…ブースの名前忘れた…に変身して変装までして捜査に乗り出す。
ブースの子どもとも仲良くならなくちゃと思うのはいいが、母親の所から父親の所へ来るのを親子の中を深めるために「一緒に裏山に行って死んだ動物を拾ってきて解剖をしよう」と言いだす。
普通は嫌ってくれと言ってるようなもんだ。
実の娘とも解剖ができる機能が備わる年齢になったら「蛙の解剖」をするのが夢らしい。
どうしてそうなるのかね~。
一緒に食事に行こうとか、人形遊びをしようとか考えないもんかね。
こういうところが心理学が嫌いに繋がっているんだろうが…。
それぞれ変わっていて、それぞれ心に傷を持つ2人が結びついたという感じだが、ブースには平然と「私の方が儲けてる」と離婚への道をまっしぐらになりそうなことを言う。(結婚制度をつまらないものと思っているため、今も籍は入れていない)
夫相手でも自分を低く見せない所は変わらない。でもそういう変わり者(?)が好きなブースだから、あっているのか?
お互い、相性がいいのかもね~。
ある意味、絶対自分に合う相手はいる、待っていれば自分の番は来ると自信を持たせる側面もあるドラマで2人だ。