ひとひらの花

　ちょうど１枚の花びらだけが残っていた花を１本見つけた。
　数枚ある花びらの内、たった１枚残った花びらと言うのも、少し物悲しく、それなりに絵になる光景ではあった。

　花が散る。それはそれで風情を感じさせるものだ。
　
　夕方、通った時にはその最後の１枚の花びらが散り落ちていた。

　花の季節を満了して朽ちていく花。

　でもこれから種を育んでいく。
　花にとっては意外と幸せなシーズンの始まりかも知れない。

　そう言えば花粉のシーズンが終わったらしいです。
　ウォーキングに行くのに帽子を被っていくんですが、これは勿論日焼けのことを考えて。

　けれど、花粉防止にこれにマスクを付けると・・・。

　変質者街道まっしぐらになるのでは？
　そう思うと、帽子かマスクかどっちかしかできないんじゃないかと・・・。
　
　それで帽子だけを被っていたのですが、お陰である日１日だけ、いやに鼻が止まらなくなった日があったなぁ。
　
　どうにもこうにも止まらない。あの日が花粉症としてはマックスの日だったのかもしれない。

　次は秋の花粉症のシーズンまで（あるんですよ、秋はぶた草とか言ってましたけど）マスクはお休みです。

　帽子、アイランド。