ムーンケーキ(朋友)

2012-11-22 19:14:54 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 日本・シンガポール共同制作ドラマです。

 ヒロイン・美月(大塚シノブ)は1人シンガポールに渡る。そしてそこで偶然倒れ、日本人女性(希代子:市毛良枝)さんとジュンロン(戚玉武)というレスキュー隊の男性に助けられる。

 美月は父親との関係が悪く、父と喧嘩したまま日本を飛び出した。
 明るい所で働きたいと動物園で働くようになる。

 美月は中秋に月餅を作る。中国ではそれが当たり前で家族でそれを食べる。人と人の絆を現すそうだ。

 ジュンロンは美月が作ってくれた月餅(ムーンケーキ)が嬉しかったという。
 家族を失ってから、そういうこともなかったようだ。

 しかし困ったのが、ジャーメイの存在だ。ジュンロンに首ったけで元々ジュンロンが勤めていた銀行の頭取の娘でモデルらしい。
 美月に会う度突然、平手をくらわすは、人の家は勝手に探り当てて乗りこんで来てジュンロンの悪口を言う。

 ジュンロンはDART(ダート)のメンバーに選ばれていた。

 それを期にジュンロンとなかなか会えなくなってしまっていた。

 ジャーメイがいうには彼は家族をスマトラ沖地震で失くし、それからたくさんのレスキュー隊を見てきていた。
 彼がレスキュー隊、しかも被災地で人々を救うDARTに成りたかったのはこのときの経験らしい。


 そんな折り、友人の香織(笛木優子)が韓国から訪ねてくる、恋人の浮気に怒っているが、クリスマスは個愛する人と過ごす日。この日に仕事をする人はいないから、ジュンロンと楽しんでと言われる。

 しかし、この日もジュンロンは帰ってこなかった。

 そして年が明け、日本で東北の地震が起きた。
 父と仲直りしないまま別れたことを激しく後悔する中、家族の安全は確認された。
 その頃、ジュンロンはDARTの初仕事として日本の被災地にでかけて行った―――。



 ウィキペデアによると、大塚シノブさんは2005年から中国を中心に活躍している(現在は日本に活躍の場を移している)
 このとき共演したのジュンロン役の戚玉武はシンガポールのトップ俳優で、撮影後日本の東北を訪れている。

 大塚シノブさんというと日本ではなじみが薄いが2003年に中国・北京に留学し、のちに北京電影学院中国語別科へ進んでいる。言葉を聞いていてもあちらの言葉として全く違和感がない。中国語は堪能で、マカオ・香港でも活躍している。

 ハリウッド女優のチャン・ツィイーやコン・リーなどを出した名門俳優養成大学・中央戯劇学院で演技と監督も学んでいる。
 彼女自身もあちらの人気俳優と共演し、モデルとしても有名になり、香港では日本で初めて化粧品のCMにも出演したそうだ。

 笛木さんも凄い。韓国にいる設定だから、ハングルを話すが、こちらもネイティブだ。どれほど努力したか察せられるくらい違和感がない。


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