日本に生まれてきたことに感謝する。
毎日3食御飯を食べられることに感謝をし、ベッドに横たわって眠れることに感謝をする。
そんな当たり前のことに感謝をする。
色々な本を読めば読むほど、今まで自分が無知だったことに気づいてしまう。戦争のない日本に生まれてきたことが、どれだけ幸せだったかということに。日本の現状を見ると生活保護世帯が増え、ホームレスも存在しているし、子供の虐待もあるし、震災で多くの人達が亡くなりこの国がこの先どうなるのか不安を抱いていた。
しかし、アフリカのソマリアでは飢えに苦しむ人や、アフリカのシエラレオネ内戦では子供が兵士として戦い、頭のいかれた指導者のせいで手首を切り落とされる住民も存在している。そういう世界の実情を知ったら、日本はやはり恵まれていると思わざるを得ない。
毎日3食御飯を食べられることに感謝をし、ベッドに横たわって眠れることに感謝をする。
佳川さんの本の中に、タクシーの運転手さんが、横柄な態度や乱暴な口を聞いたとしても、あなたが辿りつきたい場所に安全に運んでくれたら、それは「ありがとう」なのです。と書かれている。誰かの小さな欠点をおおげさにとらずに、あなたのしたいことがされていたら感謝して受取りなさいと。自分が悪くないのに、人からぞんざいな扱いを受けると腹立たしい思いになるけれど、事故も起こさずに目的地に着けているのでそのことに感謝するといいのだろう。
感謝という気持ち、例えば私は毎日3食御飯を食べられることに感謝をし、ベッドに横たわって眠れることに感謝をする。また人に何かをして貰った時に感謝をする。私を支えてくれている人達に感謝をする。一日に何回感謝をしているのだろうかと思ったら、多くて10回ぐらいだった。でも佳川さんは1回につき最低でも3000回「ありがとうございます」を唱え感謝しているそうだ。3000回唱えると1時間半から2時間かかるそう。私とは全然数が違っていた。
それだけの感謝というエネルギーがあったから、佳川さんは宇宙から後押しされて運がどんどん良くなっていったのかもしれない。