廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

小規模 壕

2016-03-22 15:17:00 | 廃墟B


 当該穴は、小規模ですが、作業場の痕跡が明瞭な形で残っています。

 辛うじて、嘗て道だった様な痕跡のある場所を上がって行く事にします。

 道を遮る様に当リがある、と思ったら、コレ真横に生えているのですか!?
 木々を乗り越えて行きます。




 暫くすると古い石垣が現れます。
 石を運搬した道の様です。

 掘削片を丁寧に積んで、道づくりをしてあります。
 江戸期か明治頃でしょう。ロマンを感じます。

 行く手から光が射しています。




 穴が口を開けて待っていました。

 ただいまー
 おかえりー

 と、ふと頭に浮かびました。




 出入口は、土砂が堆積して狭くなっています。







 中に入ると広い空間になっています。




 こちらへ行ってみます。




 丁寧に石が積んであります。

 ここは部屋になっています。




 天井を見ると、小さな穴が開いています。




 良く見ると穴の周りが濡れていて、電線の様なものが出ています。




 長いです。

 その線に液体が伝って来ています。




 線は地面まで下りて、横に這っています。

 伝って来た液体で床が濡れています。

 壕の上の林から、木の根がたまたま穴を見つけて中に入って来て成長中です。
 進む>>