ワッフルな気分

朝の光につつまれて、
甘い香りのワッフルに苺をそえていただきます。

衣②

2011-08-22 07:02:25 | ワッフル旦那のあれこれ

ちょっと寒い日が続きます。衣替えもしたいほどの感じです。

8月に薪ストーブの火を入れたのは戸隠来て初めてだったように思っています。

さて衣①の続きです。


さらに神は地上での日々で私たちにも永遠の為にも益になる働きを用意して下さいました。それが亜麻布の衣を織り上げるという事です。
「裸をおおう亜麻布のももひき(又は下着)を作れ」
と神は仰いました。それはエポデの主原料で祭司の服。

箴言31章を読む時、イエスの花嫁であるクリスチャンがこの地上での過ごし方を見ます。
真珠、羊毛、亜麻、食事、ぶどう畑、腰帯、ともしび、長老、パン。
アダムが土から造られた様に、私たちも土から出たもので、ある意味それは畑とも言えます。そこに蒔かれた種から亜麻は伸び育ち花をつけますまた種 をつけるなら油が採れます。
のびた亜麻もそのままでは枯れてまた土にかえりますが、畑をよく調べてそれを手に入れた者によって刈取られ、手塩にかけ織り上げられ仕上げられます。

旧約の幕屋では垂れ幕がありました。垂れ幕は青色・紫色・緋色の撚り糸と、撚
り糸で織った亜麻布の4色の色がありました。最初の3つの色は神を表わしています。

青色は神の御座である天の蒼さ、そこにいます父、緋色は子なる神の十字架の
血、紫は聖霊なる神の高貴さ。
ところで幕屋の庭の入口には、青色・紫色・緋色の3色しかありません。
神の定められた罪の赦しには、人の努力を織り込める所が無い事を示しています。

しかし、救いを得た後、血さえ携えていれば神の御前にさえ大胆に近づける様にさせていただきました。
救いを得た後、神との語らいの日々の中で、この地上で織り上げ、天にも着て入る事の出来る衣は天においても残るキリストの妻の嫁入り道具の様なものであり、見える形での証です。

しかしその神の前に出ても耐えうる衣は自分の力や知恵や勤勉さによるものではありません。
青色・紫色・緋色の撚り糸とその撚り糸で織った亜麻布なのです。

特に箴言31章22節を読む時、花嫁の着物は私たちという土から生えた素材である亜麻布と紫色の撚糸で出来ている、とあります。
イエスが父の栄光を地上に栄光を表わす為に昼夜働きを続けたように、
今日も聖霊はイエスの栄光を地 上に表わすために眠ることなく働き続けています。
この働きが無ければ縦糸の無い機織りの様に意味の無いものとなります。

亜麻色は金色に近い色ですが聖書では白亜麻布と表記させている箇所もあります。
肌にやさしく、サラッとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。
それは、コットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。

至聖所に入る時亜麻布の衣を着るように言われているのは、汗に象徴される人の努力が神の前に必要ない事を示します。

亜麻布(リネン)は清潔さを保つものです。
リネンは天然素材の中で、最も汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。繰り返し洗うごとに柔らかさはいっそう増し、白いものはさらに白くなります。
世界の一流ホテルがベッド回りやテーブル回り、バス回り等にリネンを使用する理由がここにあります。
キリスト者も何度も転び汚れる事があっても、主に立ち返るなら、そのたび白くされます。

またリネンの繊維にはペクチンが含まれているため、触れてもチクチクせず、つねにソフトなので、お肌にそっと当ててみたくなります。
夏には、汗をすばやく吸い取ってくれるので、身体はいつも爽やかで清涼感に包まれます。さらに防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため、臭いも 抑えます。
人工的な素材との大きな違いがここにあります(ウール、絹も同じ特性を持ちます)。
また逆に、繊維の中に空気が含まれていて、天然のサーモスタットの役目を果たしてくれるので、寒い季節には暖かく包み込んでくれます。つまり、リネンはオールシーズンに適した繊維ですからこの地上でも天においても私たちの肌(生活)を守ってくれる衣になります。

箴言31章21節 冬を恐れない、とあります。終わりの時代のキリスト者はこの様でありますように。
動物性の絹はサナギが越冬するために神が与えたもの、
植物性の亜麻は私たちがただ冬を越すだけでなく、私たちが日常の中で健やかに過ごす為に主がご用意されたもので、神の御霊と私たちが織りなす衣です


絹という光り輝く天然の繊維は罪を取り除く高貴さを示してくれ
亜麻布という世界最古の繊維は私たちの日々の生活に快適さを与えてくれるモノという点において
イエスキリストの贖いとキリスト者の内にあって働かれる御霊、そしてそれらを計画し用意して下さった父の栄光を示してくれる、昨日も今日もそしてまだ見ぬ明日も変わる事無く私たちを守る尊い衣らなのです。

 

            

近くからフラッシュを焚いたので艶がある様にみえますが、絹に比べるとあでやかさや高貴さには劣りますが、

軽くて、作業性も良く、汗をかきにくい素材で絹とはまた違った快適性があります。

2つの衣は王の王に嫁ぐことになった、超玉の輿物語のような中で結納に収められた高貴な衣と普通の民の一人でも婚礼の日までに出来る見事な織物の衣なのです。