「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

11月19日(火)20時~・11月20日14時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

俺たちの旅

2020年10月13日 10時05分02秒 | コラム 

多忙な日々を必死のパッチで生きている一世です。

今日は、心の旅がテーマです。


名バイプレーヤーで好きだった俳優の森川 正太さんが逝去されました。

1975年、当時13歳だった私は、「俺たちの旅」と言う青春ドラマに夢中だった。

森川さんは、その青春ドラマで個性的な脇役を演じられていた。

ちなみに脚本は、金曜日の妻たちへ、男女7人夏物語、29歳のクリスマス等で有名な、鎌田 敏夫氏である。

現在の55歳以上の方は、ご存じだろうと思う。

パソコンも、スマホもない時代。

あれから45年が過ぎた。

コロナで自宅待機を余儀なくされた時、無性に「俺たちの旅」を見たくなった。

このドラマの何がそれほど楽しかったのか?

そこには、他人と比べない生き方が描かれていたと思う。

中村 雅俊さんが演じる主人公は言う「俺にはに俺の生き方しか出来ない。」

「俺には、将来の夢も目標もない。」

「きょう1日を精一杯生きることしかできないんだ。」

「そんな生き方しかできないんだ。」「行き当たりばったりなんだ俺は。」

田中 健さん演ずる友人が言う、「おまえはおまえでいいよ、俺は俺だよ、今のままでいいよ。」

自分以外の何かになろうとして、不可能を可能とする心の旅をつづけて58年。

とらわれている時は、毎日が心の自粛生活であった。

そろそろ、とらわれの解除宣言をしようじゃないか!

私自身と出会う心の旅は、今も続いている。

私たちは、ひとりひとりが、かけがえのない人生を生きている。

by一世

 


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金木犀

2020年10月13日 10時04分28秒 | コラム 

金木犀の花言葉は、謙虚。

なんとなくわかるような気がします。

気が付けば、ほのかに香っている。

誰にも押し付けることもなく、いちいち告げることもなく。

そんな人間になりたいと思いつつ、自己顕示欲と食欲から逃れられない煩悩まみれの一世です。(笑)

感受性の強い神経質者は、音楽を演奏したり、絵をかいたり、文芸に秀でている方が多いと思います。

私が10代から20代にかけて指導を受けた河野 基樹先生(元発見会顧問)もそのお一人であった。

先生と、秋の夕暮れアマチュア劇団の公演を観に行った想い出が蘇ります。

先生は、晩年多くの川柳の作品を残されました。

秋桜がしだいに好きになる命

夢を追い続けた涯か冬の海

ほめられた林檎大きな実をつける

河野 基樹先生作」

先生、10代の頃何も出来ない私をたくさんほめてくださいましたね。

私はようやく最近生きているだけで良いと少し自分を肯定できることが出来るようになりました。

それから今年二人目の女の子の孫を授かりました。

先生、10代の頃のとらわれに苦しみ右も左もわからない私に森田療法をそして神経質者の生き方を、

さりげなく教えていただき本当にありがとうございました。

by 一世 


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コロナ禍と共に、歩む人生(リニューアル掲載)

2020年10月08日 07時00分15秒 | コラム 

 

2020年10月  てっちゃん 

             

今朝、いつものように妻と二人で、いつもの喫茶店でカフェモーニングタイムを過ごした。

一日で唯一ゆったり寛ぎながら二人で、たわいもない世間話しを談笑できる貴重な約40分間です。

 しかしながら、高齢(90歳)の義母への感染を恐れるあまり、新型コロナウイルスに対する私の対応が甘いとの判断から、妻は毎日、まめに細かいところまで、私にかまい、消毒液を持ちながら、私の歩いた後のドアノブ等を消毒しています。

 このコロナ禍になるまでは、私も、2~3日に1回は近くのスポーツジムで身体を鍛え、月のうち、6~7回は集談会、古代史研究会、同業の会合等々出かけて行き、会合後は楽しい飲み会で締めて、大変充実した人生を過ごしていました。

今年90歳になる義母と妻と私の3人家族生活になって1年半が経過しました。

一昨年の11月に、実家で暮らす義母が原因不明の激しい痛みにより救急で病院に運ばれました。その後、背中の9番の骨折(高齢による骨粗鬆症による自然骨折)であることが判明し、我が家にて療養することになり、治癒後そのまま我が家での3人による生活が始まりました。

妻は献身的に介護(義母はまだ自分の足で歩き、なんとか入浴も含め自分で出来るので助かっています)等に尽くしています。

しかしながら、このコロナウイルスが蔓延してから、24時間共に生活するようになって、細かいチエックが入ります。

なんどか、それで喧嘩になることがあります。

しかし、義母に感染させてはならないという必死の思いも理解して、なるべく合わせるようにしています。

今回、緊急事態宣言が解除され、6月から新たな日常の人生が始まるこの機会に、自分自身、感染対策(手洗い、うがい、除菌消毒、マスク着用等)きちんと行い、この2~3ヶ月の家族のみでの密着生活から、普通のメリハリのある生活に再出発していこうと考えています。そうすることが夫婦にとっても、とっても重要だと認識しています。

特に、第2波にいかに備えるか?政府、行政、地方自治体の動向、政策に注意を向けて、検査を含む医療体制がいかに充実したものになっていくのか?

そのあたり大いに関心を持ちながら、自らも、この現在進行中のコロナ禍に対して自分なりの考えを、取り纏め文章にしていきたいと考慮しています。

今後、コロナ鬱、疾病恐怖、強迫神経症、普通神経症等々が増加していくと予想される中、集談会活動等の実践、行動を通して発見会活動に尽力を果たして行きたいと所望する今日この頃です。

今年5月に、妻が、定期的に行っている甲状腺(橋本病?)診療で、甲状腺嚢胞が少し肥大していると診断され、神経過敏になり眠れない幾夜を過ごし、色々と病院を調べた後に、6月に入り、甲状腺治療に有名な神戸の病院で、診察と検査を受けました。

結果異常なしと安心しましたが、夫婦二人で話し合ったときに、妻が、コロナ鬱?(以下、3点がその特徴)ではないか?ということで、このコロナ禍の中で、妻の神経が超過敏(その分、自分は冷静に対処していく)になっていることが原因と考えています。


1.自分や家族が罹患してしまうのではないかという、感染の直接の不安。

2.感染がまん延することによる間接的な不安。

3.自粛による生活の制限、連日のテレビ報道が続くことなどから引き起こされる不安。

特に、重要なことは、上記3.のコロナ情報の洪水、氾濫であり、情報の選択、集中と遮断(コロナ関連情報の精査、確認、遮断)を日常的に行うように努めています。

END


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今回のてっちゃんさんの投稿ですが、2020年5月に掲載させていただき好評のためリニューアル掲載となりました。

そして、11月号の発見誌中高年のひろば欄に掲載が決定いたしました。

どうぞお楽しみに。

 


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混迷の時代に求められる森田療法

2020年10月06日 05時59分41秒 | 集談会日記

大阪水曜ほっと集談会一世です。

朝夕随分冷え込んで参りました。

自宅の栗の木が大きな実をつけて、おすそ分けして喜ばれています。

さて毎日新聞デジタル版に、森田療法並びにNPO法人「生活の発見会」の紹介記事が掲載されました。

是非ご覧いただき、身近に人間関係による対人不安やパニック障害などに悩まれている方がおられましたら是非ご紹介ください。

小さな行動が、悩み苦しむ方の大きな救いになるかもしれません。

かつての私たちがそうであったように!

 

下記画像をクリックしてください。👇

 

社会の混迷に「漠然とした不安」を抱く人が増加中 「あるがまま」を説く森田療法が今、注目されるワケ - 毎日新聞

[Sponsored Content]NPO法人 生活の発見会

毎日新聞

 

 

 


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