「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

1月15日(水)14時~・1月21日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会&新年会を開催します

抑鬱防止とディスコ音楽!

2024年04月29日 03時25分30秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。

おはようございます。

昨日久々に神戸のある会場に行きました。

自助グループの集まりに参加することと、パラアートと呼ばれる、若い障碍者アーティストの斬新な個展を観たいと思ったからです。

残念ながら個展は時間の関係で観れなかったので次回にしたいと思います。

神戸は私にとって学生時代を過ごした、青春の場所でもあり、当時から自助グループ活動に参加していた思い出の場所でもあります。

その会場にはシニア向けのさまざまなサークルの案内がありました。

私は特に若い頃から好きだった音楽やダンスのチラシにとても興味を惹かれました。

さて最近精神科医で高齢者向け精神医療の専門家でもあられる和田秀樹さんから啓発されることが多く共感しています。

ほぼ同世代の和田秀樹さんが面白いことを言われていました。

50代~60代のシニア世代はもう一度10代~20代ででやっていた趣味や遊びを、現在の体力に合わせてやってみようという提案です。

具体的には、男女を問わず好きなアイドルの追っかけやスナックに行って歌ったり、シニア向けのディスコに行こうという提案です。

振り返りますと10代で森田療法に出会い、立ち直った私はバリバリのディスコ世代です。

今でも1980年代のマイケルジャクソンのライブ映像やディスコ音楽を聴くと元気が出ます。

青春時代が蘇るだけなくて行ってみたいと思うのです。

和田秀樹さんが言われるように血液検査の結果に一喜一憂するより自分が楽しいと思えることをどんどんやっていくことは抑鬱防止になり心の健康にとってとても大切だと思われます。

シニア世代にとって本当に怖いのは実は体力の衰えや血液検査の数値の異常ではなく、自分は〇〇歳だから出来ないという根拠のない決めつけや好奇心の欠如ではないでしょうか?

森田療法と趣味そして仲間の存在があれば60代以上の神経質タイプが生きる上で鬼に金棒なのです。





2024/04/29 一世

※「幸齢者 : 幸せな老後のためのマインドリセット」
※ プレジデント社 参照


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疑いながら 森田にまかせる!

2024年04月28日 10時16分06秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨日は朝から大谷翔平選手のホームランに元気をいただいた私です。

唯一無二ですね。

私も自助グループで元気を与える存在になりたい!

と思いながら昨日、全国版リモート初心者懇談会にスタッフ参加を致しました。

あらためて仲間を信じることで生まれるチーム力を感じました。

さて、森田療法との向き合い方についてですが私が一番しっくりするのは、森田博士が言われる、疑いながら森田に任せるということです。

何でもかんでも森田がいうから従うのは、盲従であると、厳しく指導されています。

こんなことで本当に治るのだろうか?

基本的には薬を使わず、日記を書いたり、森田博士の著書を読んだり森田療法に関するDVDを視聴したり講話を聴いたりするだけで本当に治るのだろうか?

そう思われるのは当然だと思います。

そのような疑心暗鬼いっぱいの気持ちでよいと思います。

もし私が今二十代で、森田療法を学び始めていたとしたら同じような気持ちだったと思います。

ただこれだけはお願いしたいのです。

自分の力ではどうしようもないという事実を認めて、正しく導いてくれる仲間の言葉や存在を信じて欲しいのです。
 
このような存在を森田博士は、仏教の言葉を引いて善知識とよばれています。

※今日の森田博士の言葉

外形から治してゆくのを「他力の法」とすれば、自分で会得しようとするのは、「自力の法」といえます。

ところが自力で悟りを開くのはなかなかむずかしく、他力の法では四十日で治るものが、自力の方では五年、十年かかっても治るとは保証できないのであります。




2024/04/28 一世
※自覚と悟りへの道より




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森田療法の知的理解と体得さらに自覚へ!

2024年04月27日 08時12分12秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

コロナ禍が明けて、人との交流や経済活動がどんどん盛んになっています。

それに比例するように対人不安を主とした広場恐怖症やパニックなどの不安障害といわれるものが増えているように思います。

ところで最近森田療法の入り口として最初は理論を中心とした知的理解から始まる方が多いと思います。

特に私たちの自助グループではそういう傾向にあります。

ある程度社会体験が豊富でセンスのある方はそれだけでも立ち直ってしまうのも事実です。

そこで若い世代の中には知的理解イコール森田と錯覚される方もあります。

しかし放置していると中年期以降に、新たなとらわれを生むのもまた事実なのです。

原因は体力の衰えや社会的な責任などによるものです。

そこで大半の方はそこからさらに理論だけではなくて体得というステップに移行します。

ここでもひとつ大きな落とし穴があります。

神経質症状の、「からくり」がわかり行動ができるようになったのは喜ばしいことですが、ここで特に気をつけていただきたいことがあります。

ずばり行動による仕事や家事のやりすぎです。

元々森田博士が言われる生の欲望が強い性格ですからあれもこれもと手を出します。

やがて疲労が蓄積し、自信過剰から周りとの軋轢を生んでしまうこともあります。

自分の成功体験や体得した内容を周りに押し付けてしまい、心の柔軟性を失うということです。

今までの萎縮した自我が一挙に解放されて反動が出てしまうということでしょうか?

挙句の果てに森田の学びを止めて暴走し自分を見失う危険をはらんでいると思います。

そこで大切なのが自覚というブレーキです。

森田博士はちなみに自覚という言葉を晩年かなり多用されています。

神経質性格の大切な特徴として自己内省性というのがあります。

私の主観ですが、残念ながらこの自己内省は年齢や森田から遠ざかることで効きが悪くなるようです。

それでは、自覚を深めるとは、どうすればよいのでしょうか?

以下のシンプルでわかりやすい言葉の中に大切なヒントが隠れていると思うのです。

※今日の森田の言葉

そこでわたしは、つねづね初心者のかたに、学んで・生活し・気づくことをおすすめしている。

つまり森田に学びつつ生活すれば、そこにおのずから発見や気づきがしだいにつみかさなっていくことになるであろう。

できれば立ちなおってからも自助グループでの学びを継続して欲しい。

それは30代の時、森田を理解したと勝手に卒業して40代で地獄の苦しみを味わった私のしくじり体験によるものです。




2024/04/27 一世

※山中和己氏著
そのままのあなたですべてよし
わたしの森田人間学より



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全国版リモート初心者懇談会!

2024年04月25日 14時29分28秒 | 集談会日記


大阪水曜ほっと集談会一世です。

新緑が眩しい美しい季節です。

あなたの人生を変える新たな出会いが待っているかもしれません。

4月27日14:00より森田療法についてのガイダンスセミナー全国リモート初心者懇談会をZOOMで開催します。

前日の17時まで受け付けています。

微力ながら一世もスタッフとして参加します。

私たちは、森田療法により救われた経験から、あなたにも、幸せな人生を歩んでいただきたいのです。
 
うれしいことに、参加されて、既に会員になられた方や、集談会に参加された方がございます。
 
会員以外で森田療法に関心のある方、会員であるが森田療法&生活の発見会について詳しく知りたい方が対象です。

毎回会員による体験談もあります。
 
私たちの素晴らしい仲間が皆様の参加を心よりお待ちしております。
 
 
開催日

○2024年4月27日(土)
14時~17時

○2024年5月7日(火)
19時半〜21時半
 
※ハンドルネーム・ビデオOFF参加も可能です。

※参加費は無料です。
 
お問い合わせはNPO法人生活の発見会「全国版リモート初心者懇談会」専用窓口よりお願いします。
 
下記クリックしてください。
 

 
 


2024.4.25 一世
 
 


 

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配偶者と症状には、抗わない!

2024年04月25日 07時10分21秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会、一世です。

おはようございます。

骨折生活25日目、ついに悟ったことがあります 。

ここは笑うところなので、話半分で読んでください。

かつての私もそうでしたが神経質タイプの人は真面目すぎるのでストレートに受け止められて、困ることがあります。

それは何かと申しますと、配偶者と症状には抗うなということです。

なんやねんそれは?

詳しい、いきさつを知りたい方は4月16日付けのブログをご覧ください。

配偶者と症状は似ているのです。

逃げようとすればするほど主観的に追い詰められるのです。

このような男性特有の悩みを抱えている人は意外と多いのではないでしょうか?

知らんけど!

症状のことも配偶者のことも自助グループのおせっかいおじさんや職場の嫌な上司のことも散々このブログに書きました。

残念ながら、あースッキリ!

とまではいきませんが!

充分過ぎるくらい、元は取ったと思っています。

念のため個人情報に触れたり、個人への誹謗中傷にはあたらないように、こんな人もいますと漠然とイメージ化しているつもりです。

ところで私は左手が骨折で使えないので車の運転ができません。

必然的に、電車が無理な場合は、病院への送り迎えなど配偶者に頼ることがあります。

配偶者に特化した視線恐怖の私には、それはかなりのストレスです。

そのことを自助グループの大先輩に、愚痴めいた格好で相談をしました。

するとあなたは一体森田で何を学んできたのですか? 

感情と行動を分けるのが森田の基本でしょ!

奥さんへの気持ちは、どうであれ、してもらったことには、感謝の気持ちを伝えなさい。

とピシャット言われてハットしました。

私にしては、かなりの勇気を持って、嫌々ながら実践し感謝の気持ちを伝えました。

気持ちだけではなく、チーズケーキも買いました。

そこはどうでもええやろ!(心の声)

当然の如く、顔は思いっきり引きつってましたが。(泣)

孫娘にはすぐに、ありがとうと言える私です。(笑)

何とか今年1年は熟年〇〇だけは避けられそうです。

今後は知らんけど!

森田療法を学び始めて、45年になります。

これが私の森田です。

※今日の森田博士の言葉

全集第五巻P748「夫婦けんかのやりかた」より

すなわち腹が立つことがあっても決して顔に出さないようにして、日記帳へ夫の無理なこと・自分の不満の事を詳しく書きとめておいて、さらば喧嘩という時に充分相手をやりこめるだけの材料を集めておいて、予定通りに論争を開始するがよいという事である。



2024/04/25 一世

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