大阪水曜ほっと集談会一世です。
出勤途中に並んで登校する小学生を見ていると、当たり前の日常に心が癒される気がします。
先日そんな日常が引き裂かれる痛ましい事故が起こりました。
暴走したトラックが小学生の列に突っ込んで尊い命が奪われました。
他人事ではありません。
毎日車通勤の私ですが、常に事故のリスクは伴うのです。
タイヤは命を乗せているというキャッチコピーが昔ありました。
車は動いている限り完全な、被害者・加害者という区別はありません。
常に過失責任が問われるのです。
過去に私は安全運転管理者講習を毎年受講していました。
その中にアメリカの安全技師ハインリッヒの名前が由来の法則がありました。
ハインリッヒの法則とは、労働災害や事故における経験則の一つです。
1つの重大事故の背後には29件の軽微な事故があり、その背景には300件の異常が存在するというものです。
ヒヤリ・ハットの法則とも呼ばれています。
この事故の7年前に行政に対してガードレール設置の要望が出されていたと報じられ、更にやりきれない思いがしました。
あらためて、車の運転には神経質を活かして細心の注意を払いたいと思います。
ちなみに私の伯父は歩行中に暴走車両に巻き込まれて、亡くなりました。
ほぼ即死状態でした。
駆け付けた病院を出るときに、医師や看護師の皆さんが黙礼をされていた姿が今も心に焼き付いています。
2021・6・30 一世