大阪水曜ほっと集談会一世です。
定年後のライフワークとして子ども食堂について関心のある私です。
完全なボランティアとして手弁当で関わるつもりです。
集談会活動をしていく中で、時々発見会での活動をボランティアと呼ばれている方があります。
社会向けのわかりやすい表現と受け止めていますが、私は集談会活動は、自分の学びでありボランティアと考えたことは一度もありません。
さて27日の新聞にNPO法人「 Learning for All 」 について掲載されていました。
これまでにのべ9,500人以上の困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所支援の活動をされているそうです。
以下ホームページより抜粋させていただきます。
「子どもたちが抱えている問題は決して経済的貧困だけではなく、「つながり」「学びの環境」「育ちの環境」の喪失が複雑に絡み合う中で、子どもたちが将来自立するための成長機会を失っていることだと確信しました」と書かれていました。
孫2人を持つ私としては、子供たちの未来について考えることがあります。
子育てをしながら共働きで経済的に余裕のない娘夫婦を見ていると、少しは現状を理解しているつもりでしたが、現実は厳しいですね。
発見会でも子どもの教育と森田について早い段階で、神経質な子供への森田的なアプローチが模索されていますが、すばらしいことです。
私が生まれた昭和30年代は、今から思いますと考えられないくらい貧しかったですがどの家庭も同じような環境であったので殊更、我が家だけが貧しいと感じることはありませんでした。
今はSNSなどで情報が錯綜し、否が応でも格差を感じる仕組みです。
森田先生は、当時の教育の弊害を説かれ再教育と言われました。
その結果すばらしい門弟が育ち社会に貢献されました。
私は日々生きるのに精一杯で、そのような立派な人間ではありません。
しかし少しでも森田療法を通じて何かしら社会の問題にも関わりたいと考えています。
2022.11.30 一世