大阪水曜ほっと集談会一世です。
さて、明日から12月ですね。
色々あった2020年も残り一ヶ月。
どうぞ、コロナ・インフルエンザには十分お気を付けください。
アンパンマンにコロナウイルスも退治してもらいたいと考えるこの頃です。
さて、私の謎のひとつが幼児がなぜアンパンマンが大好きなのかということです。
なんやねんそれ、と関西風の突っ込みが入りそうですが。
私の孫は、じいちゃんよりアンパンマンと言う言葉の方を早く覚えました。
おまけにアンパンマンの歌がかかるとダンスまで披露してくれました。
最近とても興味深い話を聴きました。
アンパンマンもバイキンマンもひとりの人間の心の中に同居している感情であると。
善と悪の両方を併せ持っているのが人間であると。
私たちは、幼児教育の段階から勧善懲悪的な二分法の考え方を刷り込まれてきました。
水戸黄門が愛されるのも頷けますね。
しかしながら、完全な善も絶対的な悪も現実には存在しません。
近年西洋のこの二分法の考え方が行き詰りを見せているようです。
マインドフルネス・TARIKI・ネガティブ・ケイパビリティなど東洋的な考え方が名前を変えて逆輸入のような形で入り込んでいます。
森田先生は、幸不幸や善悪は相対的な言葉でありまして、だからわたしは、幸福とか善悪という言葉を用いることをあまり好みませんと述べられています。
最後にみなさんは、アンパンマンのマーチの歌詞をご存じですか?
私が心からリスペクトしている、アンパンマンの生みの親やなせたかし先生の作詞によるものです。
そこには、こう書かれています。
以下アンパンマンのマーチより転載
※なんのために生まれて、なにをして生きるのかこたえられないなんて、そんなのはいやだ!
うーん深いですね。
2020・11・30 一世