大阪水曜ほっと集談会一世です。
季節柄スーパーに並んでいる大きな林檎が美味しそうである。
ほめられた林檎大きな実をつける。
この川柳は、私が考えたものではない。
私が10代から20代にかけて森田を学んだ河野基樹医師の川柳の作品から掲載させていただいた。
とても大好きな作品である。
河野先生には随分若い頃褒めていただいた。
それは今も私の生きる力になっている。
にも関わらず残念ながら大きな実をつけることなく還暦を迎えた私です。
昨日職場で、新人スタッフを褒めまくりました。
わずか入社半年で、成長が著しい。
ヒネクレ一世と大違いで素直・笑顔・前向きの三拍子付きである。
河野先生の教えは、今尚私の生きる指針でもある。
ともすれば自分だけでなく相手のマイナス部分にも眼が行きやすい神経質性格。
もっと子育てにおいても褒めておけばよかった。
後悔だらけの私です。
集談会で時々わけのわからん森田もどきの説教オジサンが出没する。
老害以外の何物でもない。
もっと集談会でお互いを褒めようではないか!
11月の大阪水曜ほっと集談会では、仲間の会員を褒めるコーナーを作ることにしたい。
褒められてうれしいのは、10代でも80代でも同じである。
見え透いたお世辞は無理でも、相手のよいところを一つでも見つけようとする観察眼は、自分への自覚にも繋がるのではないか?
森田博士はこう述べられています。
普通の人はずいぶん心には、嫌な苦しい悲観や、何かがあっても、会釈笑といって、強いて愛嬌を作り、人と話を合わせて、お世辞もいっているのであって、それでいつとはなしに社会的な調和がとれ、自分も人も情けによって、心が引き立てられるのです。
もっと、もっと子供や仲間を褒めよう!
2022.10.31 一世