「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

12月17日(火)20時~・12月18日14時~(ZOOM)にてリモート集談会&忘年会を開催します

コントロール至上主義と激辛ポテトチップス!

2024年10月31日 08時39分22秒 | コラム 





大阪水曜ほっと集談会一世です。

本日はハロウィンですね。

さて昨日仕事から帰宅後、

チリ味の激辛のポテトチップスを食べてしまった私です。

忙しくてストレスが溜まると無性に食べたくなるのです。

体に悪いと分かっていてもそのような日が時々あるのです。

以前は我慢を強いていましたが、

今はまあそんな日もあるかと必要以上に我慢をしません 。

それは私たちの仲間でもある明念倫子氏のある言葉に触れとても感銘を受けたからです。

以下氏の書かれた、

強迫神経症の世界を生きてより抜粋します。

※強迫行為に苦しむ人は、

もともとあるべき理想の状態を頭に描き、

それに現実の自分を無理やり当てはめようとする傾向が強く、

しかも 彼らの多くは、

その理想の実現には自己コントロールが欠かせないと思い込んでいます 。

それだけに行動療法のように我慢を強いることは、

この患者のコントロール 思考を強化し、

できないのは自分の意志が弱いからだと思わせてしまう危険性が高いのではないでしょうか。※

私は理論や学習偏重のコントロール至上主義に警鐘をならす、とても深い考察だと思います。

いかなる感情も無理に押さえつけなくても、

自然とバランスを取ろうとする働きが神経質者には、

本来与えられている気がする一世です。

森田理論や学習で乗り越える?

どこかにコントロール至上主義が入り込んでいませんか?




2024/10/31 一世



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人間関係についての森田正馬博士の言葉

2024年10月30日 09時00分33秒 | 集談会日記



大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日は出勤前で時間がないので森田博士の人間関係についての言葉を紹介します。

森田博士は、決して人間関係が器用ではなかったようですね。

以下、

私も学生時代から、社交的常識がなく、森田は変人でつきあいしにくいと言われたものです。
と告白されています。

さらに人間関係について、


すなわちこれも少々 苦しくとも ただ人並みに交際していけばよいのです 。

あなたがずっと小児の時のことを思い出してごらんなさい 。

幼な心でさえも、人に対して、イヤイヤながら、笑顔をしたり 、人の仕事の手伝いをしたり、愛嬌を言って人に好かれたいと思ったことがあるにちがいありません。

 それはまだ心が単純で、神経質のヒネクレた思想が、発達しなかった時だからです。

と言われています。



2024/10/30 一世

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大谷 翔平選手でも、ときには批判されることがあるのです!

2024年10月28日 20時22分08秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。 

土、日の昼食もとれない忙しい仕事を終えて 、

今日は久しぶりに休みでした。

朝からモスバーガーで朝モスをやってました。

一回りぐらい上の70代と覚しき年齢のおじさん二人が大谷翔平選手のワールドシリーズの話で朝から延々と盛り上がっていました。

うらやましい!

今日本全国で幼児から高齢者まで、早朝からこんなにも元気を与えてくれる若者がいるだろうか?

しかしながらそんな大谷選手でも批判されることがあるのです。

嫉妬や羨望からさまざまな誤解を受けやすいのも事実です。

それでも大谷選手はそのような声に一切とらわれず、

毎日自分のパフォーマンスが最大限発揮できるように日々、努力し続けているのです。

試合が終わると30分以内に自宅に帰り自分のだけの時間を大切にする。

おそらく比べるのは、他者ではなく昨日迄の自分かもしれません。

自らコントロール出来ないことには、注力しない。

これは私たちが、苦しんでいる心のとらわれにも当てはまるのではないでしょうか?

私たちも自分に与えられた神経質性格をネガティブに捉えるのではなく、それを最大限の強みとして、

最大限発揮できる方向に心を傾けるべきではないでしょうか?

森田療法によって神経質を変えるのではない、

むしろ神経質を最大限に活かすのが森田を学ぶ基本といえないでしょうか。

これはアドラー心理学で説かれる「大切なのは 何が与えられているかではなく与えられているものをどう使うかである」という発想にも通じると思う一世です。



2024/10/28 一世






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出会いは偶然?

2024年10月27日 07時00分09秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

日曜日の早朝、行きつけのコメダ珈琲は、家族連れで満席です。

今から仕事の私は、そそくさと珈琲を飲み干して職場に向かいます。

さてまだまだ現役のポンコツサラリーマンの私です。

長きにわたるサラリーマン生活を振り返って偶然と思えたことが後に深い縁に導かれていたと思うことが増えました。

もし単身赴任を命ぜられていなかったら,

もし森田療法や自助グループと出会っていなければ、

人生はまったく違ったものになっていたのだと思うことが増えました。

特にこの自助グループでの出会いは私の人生にとってかなりの影響を与え、そこで出会った人々は大切な魂の友人です。

そこには世代も性別も関係ありません。

あるのは同じ苦しみを体験したという共通感覚だけです。

自分にとって良いと思える出会いもあればそうでない出会いもあります。

人間関係によって人生を狂わされた方も少なからず見てきました。

出会いというものが、いかに人の人生を変えてしまうかということ最近つくづく感じています。

どうか神経質タイプの若者が孤独や寂しさや心の不安から、

カルトやブラック企業で心身の健康を奪われたり、未来を閉ざされない事を切に願うばかりです。



2024/10/27 一世


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日本人の美徳と広場恐怖!

2024年10月24日 21時50分17秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。


昨日仕事帰りにスーパーに立ち寄った。

小学校低学年くらいの男の子が一円玉を拾った。

お母さんにどうしようかと尋ねているらしい。

するとお母さんがどうやらお店の人に渡しなさいと言われているようだ。

男の子がレジ係の女性に一円玉を渡した。

何げない光景であったが、日本人の持っている美徳はこうして幼い頃から育まれるのだろうと思うと誇らしいと同時に複雑であった。

反面私たちが日々当たり前のように振る舞う道徳的で、

自分より他者を優先する美徳といわれる行為が、広場恐怖や強迫観念を生みやすいのではないか?

これらは外国人には不思議に映るらしい。

救急車に道を譲ったり、駅のプラットホームでは降りる人が完全に降りてから、乗車する。


落し物は、警察やサービスカウンターに届ける。


これらは普段私たちが何気なく目にする光景である。


しかしながら時に親子の愛情が干渉や束縛を生むように、

美徳とされることにこだわり、苦しむ人達がいる。

その名を神経質者と呼ぶ!

彼らは自分をこう追い詰める。

嘘をついてはならない、正直であらねばならない。

いつも笑顔で、人を憎んではならない。


常に相手や全体のことを気にするあまり、自分の感情に蓋をしたりいつも組織の中で損ばかりするような、生き方どうだろうか?

神経質者はもっと自分ファーストで生きてもよいのではないだろうか?




2024/10/25 一世

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