「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

12月17日(火)20時~・12月18日14時~(ZOOM)にてリモート集談会&忘年会を開催します

神経質でよかった!

2024年02月29日 08時07分00秒 | 集談会の様子


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨日はとても幸せな1日でした。

心の底から神経質でよかった、生きていてよかったと思えた瞬間でした。

昨日私は20数年ぶりに名古屋駅に降りたっていました。

名古屋水曜集談会に参加するためです。

以前からお誘いをいただいておりましたが、貧乏暇なしでおまけに落ち込む日も多かったのでなかなか実現しませんでした。

今回はコロナ禍にリモート参加でお会いしていた、皆さんにリアルでお会いしたい、日頃全国リモート初心者懇談会でお世話になっている皆さんにお礼を言いたいという思いでした。

久しぶりのリアルな集談会にとまどい、会場前のロビーでうろうろしていると代表幹事さんがお声をかけてくださいました。

名古屋水曜集談会は、平日開催ということもあり、女性の方がとても多くて話題も豊富で何よりもあたたかい雰囲気が伝わってきました。

私が求めていた集談会そのものです。

代表幹事さん、司会者さんの心配り、気配りに感謝しながら、みなさんの自己紹介をじっくりと聞かせていただきました。

皆さん悩みながらも自分の人生を本当に大切にされていると、感じました。

学習内容が自覚と悟りへの道というのも、すごく気に入りました。

この本は私にとって森田のバイブルなのです。

その後皆さんと懇親会に行きました。

手羽先がとても美味しくてついつい食べ過ぎました。

気がつくと前歯が少し欠けていました。(^_^)

お酒もかなり飲んでしまいました。

終わりに20年前に当時転勤族であった弟の家族が名古屋に住んでおり家族で会いに行きました。

子供が小さかったので東山動物園に行った事も思い出しました。

その後弟が急死し、兄として何もしてやれなかったという後悔から、苦い思い出に変わりました。

今回名古屋水曜集談会の皆さんにお会いしたことで名古屋の思い出があらためて幸せなイメージに、上書きができたような気がします。

名古屋水曜集談会の皆さん本当にありがとうございました。

またぜひお伺いできる日を楽しみにしております。

名古屋水曜集談会は、最高です!



2024.2.29 一世




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森田療法にとらわれていませんか?

2024年02月28日 05時56分02秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。

今名古屋に向かう新幹線の車内で、このブログを書いています。

とても快適です。

自助グループのすばらしい仲間の皆さんと交流するためです。

さて、森田療法に関心を持ったり学ぼうとする人が増えているのは喜ばしいことです。

しかしながらここで気をつけたいのが森田療法にとらわれるということです。

森田博士の言われていることや森田療法の書籍を読んでそのとうりに自分を当てはめようとする方がおられます。

私たちの自助グループでは学習会方式を採用している都合上、学習会を終えたら即、森田療法が身につくのではという短絡的な考え方から、すぐに結果を求め、やっぱり効果がないと独断してしまう人があるのも事実です。

私の場合10代で森田と出会い、直ぐに効果は表れましたが、そのことに気がついたのはかなり後のことで、当時はそれほど自覚はありませんでした。

長年自分で培ってきた性格の癖はそうそう変わるものではありません。

理論的に理解できたとしてもすぐには、身動きがとれないことも事実です。

さらにほかの人の症状が自分に移るのではないかという方がおられます。

これも回復過程におこる、ある種のとらわれと言えるでしょう。

いずれにせよ私たちはもっと自分のそのときの感覚や直感に対して信頼をしてもよいのではないでしょうか。

人の言葉に一喜一憂することなく!

なぜならば最後にこの人生に責任を負わなければならないのは他ならぬ自分自身であるからです。

若い頃愛読していたドイツ人の小説家ヘルマンヘッセの詩にこのような一文があったと記憶しています。

地上には多くの道がある。

けれど、最後の一歩は自分一人で歩かねばならない。 

妙に心に残っている一文です。

※今日の森田博士の言葉

私の本が、神経質の病気を治すと同時に病気をおこすこともあるというのは、病気にきく薬が同時に毒になるのと同じことであります。



2024.2.28 一世

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人生のハッピーアワー!

2024年02月27日 07時53分48秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

少し真面目な投稿が続きましたので、精神の拮抗作用?が働き、今日は少しリラックスさせていただます。

元々森田博士の言われたヒネクレの見本のような私です。

毎日毎日、迷惑も顧みずこのような森田もどき・森田まがいの、わけのわからんブログを投稿しています!

ところでここのところ人生のハッピーアワーを楽しんでいる私です。

皆さんはハッピーアワーをご存じでしょうか?

お酒を飲まれない方のために、ハッピーアワーとは主にお酒を提供する飲食店が行う、平日夕方の割引施策のことを言います。 

人生の黄昏を感じている私といっしょです!

ほっといてくれ!

生ビールやハイボールが300円以下で飲めるのです。

貧乏自慢をするようですが、ギリギリの生活です。

しかしながら森田療法と自助グループの仲間の皆様との出会いで、幸せを感じることが増えてきました。

現実に平日の昼間、居酒屋やファミリーレストランで見かけるハッピーアワーを時々利用しています。

森田博士やアドラーを読みながら過ごす時間が最高なのです!

また映画館に行けばシニア割引で映画を見ることができます。

貧乏人には貧乏人の楽しみ方があるのです。

先日飲み過ぎてカウンターの椅子から転げ落ち、アンハッピーになりそうになりました。

これからは転倒に気をつけて神経質症状に苦しんだ地獄の日々を無駄にしないよう大切に生きて行きたいと思っています。

念のためまだ現役で働いておりますので、リタイヤしているわけではありません。

このような人間でも神経質であるというだけで、森田は光を注いでくれました。



2024.2.27 一世


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ヘルパーズ・プリンシプル(助力者原理)の罠

2024年02月26日 04時00分47秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨夜、同世代の自助グループの仲間から、この活動に参加出来ていることがうれしいという、シンプルで率直なメールをいただき、仕事の疲れが吹きとびました。

同感です。

自助グループでは援助する人が最も援助を受ける『助力者原理』という考え方があります。

最初はなるほどと思いましたが、現在は見方が少し違います。

お断りをしておきますが、ヘルパーズ・プリンシプル(助力者原理)そのものを完全に否定するものではありません。

援助という見返りがなければしないのかと、天邪鬼な私は考えてしまうのです。

助力者原理の中に、なにかしら見返りに基づくギブアンドテイクを感じるのです。

これは褒めて育てるという教育方針に対してもそうですが、最近ちょっと違うなという気がしています。

一見素晴らしいように見えますが、ある意味で子育てや職場において対等の関係性でなく、ほめることで相手をコントロールしたり優位に立つ心の動きが働いていると感じてしまうのです。

いづれにせよ原理・理念は常に、かくあるべしと表裏一体といえるでしょう!

ではどう考えれば良いのでしょうか?

はっきり申し上げましょう。

ギブアンドギブで良いのではないでしょうか!

見返りがあろうとなかろうと、自助グループ活動そのものが楽しいと思うからやることが一番健全だと思います。

森田療法アドラー心理学を学ぶと常識に対する見方が一変します。

森田療法のことを逆説の精神療法と呼ばれることがあります。

最近、世間常識といわれている内容を一度は疑ってみることを習いとしている私です。



2024.2.26 一世

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人生の根本的な不安と向き合う!

2024年02月25日 07時47分42秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

世間では3連休の方が多いと思いますが、私は休日が一番仕事が忙しいのでどこまでも天邪鬼(あまのじゃく)です。

特に今日は3時間ほど司会進行をしなければならず、ドキドキハラハラの時間が待っています。

おまけに朝から土砂降りの雨です。

出来れば逃げたい、休みたい!

いまだに人間的に成長したとか、成熟したという思いは全くありません。

不安から目を背けたい、ないものとしたいという思いは、変わりません。

ただ以前と唯一違うのはそのような不安な感情とも嫌々ながら向き合っているということです。

さらに一歩踏み出しているということです。

それだけです。

ここのところ、異常にこのブログの閲覧者が増えました。

僭越ながら、やはり神経質を知り尽くされた山中和己先生の言葉の力は、圧巻です。

それを読者の皆様が敏感に感じ取っておられるのでしょう!

あらためて敬意と感謝しかございません。

※今日の森田の言葉
(そのままのあなたですべてよしー私の森田人間学より)

つまるところ、私はこう考えている。

「再発」であろうとなかろうと、どのみち神経質のとらわれの問題は、こう言えるのではないか。


自分が「人生の根本的な不安とどう向き合うか」、

それにかかっている..と。

どこかで、自分自身ともしっかり向き合っておく。

なるべくなら、そうしてほしいと願っている。

でないと神経質のとわれだろうとおちこみだろうと、いつか再燃する可能性が高まるだろう。

なにか自分のつごうでごまかしてしまうのが、一番問題なのではなかろうか。※

私にとっての森田療法は、いついかなる場面でも常に人間の生老病死に寄り添う究極の人間学だと思っている一世です。



2024.2.25 一世
※そのままのあなたですべてよしーわたしの森田人間学ー 
※山中和己氏著
※生活の発見会発行

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