大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日は、選挙の投開票日ですね。
期日前投票を済ませた私です。
さて本日当選の幸運を得るのは誰でしょうか?
最近※ナターシャ・グジーさんの歌う「秋桜」に心癒されている私です。
選挙カーの喧騒とナターシャ・グジーさんの透き通るような歌声が不思議と同居しています。
10代の頃に雑念恐怖や読書恐怖にとらわれていた日々には考えられないことです。
ある雑念を押さえつけようとすればするほど、それは巨大な壁となって立ちふさがり私を支配していました。
不思議ですね。
ひとつの雑念が消えるとまた違う雑念がわいてくる。
やがてその悪循環から逃れようとして更に深みにはまり生活が停滞していく。
当時は、森田療法の説く精神交互作用も異物化のからくりも知りませんでした。
それどころか、自分が神経質の資質を持っていることの自覚さえもありませんでした。
ほんの少しの思い込みが、独断となって行動を制限し日常生活に支障をきたすので怖いです。
今は車を運転していて特に感じるのですが、一つの感覚だけに集中することはとても危険ですね。
目の前の歩行者にだけ気を取られていると対向車に注意が向かない。
そうこうしているうちに、自転車が飛び出してくる。
更に気が付けば信号が赤とこんな具合です。
意識が分散して四方八方に注意が向いている状態が最も安全であると感じる私です。
仮説ですがおそらく古代人類が、猛獣や自然災害から生き延びるために得たこのような知恵が現代人のDNAに刷り込まれたのかもしれません。
危険を察知して、環境に適応していく能力は、たいへん高度な能力と言えるでしょう。
神経質に生まれたことは宝くじに当たるより幸運なことかもしれません。
宝くじに当たったことの無いおまえが言うな!(心の声)
2021・10・31 一世
※ナターシャ・グジー氏
ウクライナ生まれ。
6歳のとき、父親が勤務していたチェルノブイリ原発で爆発事故が 発生し、原発からわずか3.5キロで被曝。
その後、避難生活で各地を転々とし、キエフ市に移住する。
ウクライナの民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。
1996年・98年救援団体の招きで民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。
2000年より日本語学校で学びながら日本での本格的な音楽活動を開始。
その美しく透明な水晶の歌声と哀愁を帯びたバンドゥーラの可憐な響きは、日本で多くの人々を魅了している。