「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

3月19日(水)14時~・3月18日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

終わりよければすべてよし!

2024年12月31日 06時20分45秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

大晦日ですね。

今年も色々ありましたが、こうして最後までブログを投稿出来ましたことで、終わりよければすべてよしと致しましょう!

大晦日の行事は、平安時代から行われていたと言われており、新しい年の穀物に実りをもたらしてくれる「歳神様(としがみさま)」を祀るための様々な儀式が行われていたようです。

でもこれは一部の貴族のお話で庶民には何の関係もなかったと想像できます。

今年最後のブログを投稿させていただきます。

今年、この拙いブログをご覧いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。

何か為になることを書こうとか、褒められようとかの野心はありません。

ただ日々の生活で感じたことを森田療法に照らしながら淡々と綴りたい。

さて今年の大晦日は意外と元気です。

還暦までは年末は、過労と寒さによりダメージを受けて、体調を崩していました。

年賀状の準備という苦しみもありましたが、7年前弟が急死したのを機に完全に止めました。

今年は除夜の鐘がつけそうです。

ところで年々体が不自由になることを感じます。

ところが心は意に反して自由になっていると感じるのです。

皮肉なことですね。

でもこれは単純に年齢を重ねたからだとは思えないのです。

私にとっては森田療法の学びが効いています。

※今日の森田博士の言葉

私ども人間の心はいかなる条件、事情によってどのように動くものであるかということを観察する修練を積むことが大切であります。

つまり、目前の快、不快にとらわれて、不快を除こうとして自分の心をやりくりするのではなく、

自分の心をそのあるがままの姿において観察するのであります。

そうすれば人間の心というものに対する正しい認識を得ることができ、

迷妄にとらわれることはなくなります。

それを一口でいえば破邪顕正ということであり、

強迫観念という邪想を打破すれば、

それだけで自然の正しい心が発動するようになるのであります。



2024.12.31 一世

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私の中のジュリエットと迷妄の日々?

2024年12月28日 16時24分30秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日は朝から娘夫婦が孫を連れて帰省するのでたいへんです。

朝から買い出しでもう、ヘトヘトです。

ところで1968年に映画化された「ロミオとジュリエット」でジュリエット役を演じられた俳優のオリビア・ハッセーさんが、27日に逝去されましたね。

73歳だったということです。

そういえばオリビア・ニュートン=ジョン さんも2年前他界されました。

私の青春時代のアイドルが次々と亡くなっていく。

それは私が読書恐怖という強迫観念に苦しんでいた10代の頃のことである。

唯一楽しかったのが大フアンであったジュリエット役を演じたオリビアハッセーさんの主演された、

ロミオとジュリエットの映画の写真集を見ることであった。

私の中でのアイドルであった。

今風に言えば推しである。



当時受験した全ての大学に不合格になり当方にくれていた。

予備校生活は学生でもない社会人でもない中途半端な立場であった。

そんな中映画ロミオとジュリエットの写真集を見ることで唯一心が慰められた。

※今日の森田博士の言葉

優等な成績をとるのには、相当に読書に苦しまなければならないのは当然のことであります。

成績優秀でありたいから、したがって読書の苦痛があるのです。

成績などどうでもよいと思っている人には、読書恐怖のあるはずがありません。

そのような事実を正しく認めさえすれば、もはやそこには強迫観念は成立しないのです。

成績を上げたければ、読書の苦痛は当り前のこととして受け入れてゆくだけであります。



2024.12.28 一世

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幸せは、あるものではなく見つけるもの?

2024年12月27日 09時29分16秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日のタイトルは、樹木希林さんからいただきました。

樹木希林さんからは、森田正馬博士と共に生きるヒントをたくさんいただきました。

さて、年齢を重ねることで良いこともあります。

その一つは幸せのハードルが低くなったことです。

若い頃は、職場に来られる高齢者のお客様が、ありがとうの感謝を口にされることが多いのを不思議に思っていました。

今はそれが理解出来る年齢になりました。

以下樹木希林さん、

※「一切なりゆき」より

幸せというのは常にあるものではなくて自分で見つけるもの、

何でもない日常やとるに足らないように思える人生も、おもしろがってみると、

そこに幸せが見つけられるような気がするんです。

樹木希林さんは、そのためには他人の価値観に振り回されないで、自立することを教えておられます。

※「一切なりゆき」つづき

自分はどうしたいか、何をするべきか、

とにかく自分の頭で考えて、自分で動く。

時に人に頼るのもいいかもしれないけれど、

誰にも助けを求められないときにどうするかぐらいは考えておかないと。

最後の一言がずしりと心に残りました。


さて明日は久しぶりに娘夫婦が帰省して孫に会います。

このような穏やかな年末が訪れるとは、予想もしませんでした。

森田療法への尽くせない感謝の気持ちでいっぱいの一世です。





2024.12.27 一世
※樹木希林氏著 一切なりゆきより一部抜粋
※文春新書

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森田の説く、あるがままの実践とは?

2024年12月26日 08時50分43秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

この時期職場では、無理をして休んだり体調不良のスタッフが多い。

なぜか職場で最年長の私は、元気である。

無理をしないからである。

これがなかなか難しい。

還暦迄は、毎年師走になると寒さと過労から痛い目に遭うことが多かった。

時には自助グループ活動が過労に拍車を掛ける愚行もあった。

本末転倒である。

疲れたら休むのが実践、こんなあたりまえのことを体得するのに何十年もの時間を費やした私です。

今日のブログは、自助グループの先輩であり、

森田療法家の山中和己氏の書かれた、

私の森田人間学ーそのままのあなたですべてよしーから学んだことを書かせていただく。

山中先生の解説によりますと、

森田のいうあるがままの実践とは、

日々、必要なことをしてみるに尽きるらしい。

体調が悪いときは、休むのが実践である。

体調が悪いのに無理して出勤して長期離脱するのは、かくあるべしに基づく実践であり、行き詰まるのは必然である。

行動、実践とは両刃の剣であり、私たちを救うこともあれば、苦しめる要因にもなり得る。

集談会と呼ばれる集まりで語られる悩みを冷静に聴いていると、

生の欲望に限りなく引きづられて、

明らかにやり過ぎであると思うことも多い。

残念なことに本人は、そうは思っておられず、

まだまだ行動ができていないと言われる。

森田博士の名付けられた生の欲望という神経質性格者の持つ性格特徴と、

いかに折り合いをつけるか、それを私は自助グループで学んだ。

※今日の森田の言葉(山中和己氏ー私の森田人間学ーより)

ともあれ どんなささいなことでもできた、

わかってきたところを発見して喜びとする 。

あとは、それを育てる心がけさえあれば年月の経過とともに、

おのずから事実についての認識はしだいにふかまっていく。

ここに神経質のとらわれからも、かりに望まなくても、しかたなしに立ち直ってしまうだろう。



2024.12.26 一世

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クリスマスイブと思想の矛盾?

2024年12月25日 06時30分50秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨夜はクリスマスイブで今日がクリスマスですね。

ちなみに今日は朝8時から仕事です。

昨夜はクリスマスイブでしたが、歯医者さんに行っていました。

なんで歯医者屋さんやねん?

フレンチレストランで美女とクリスマスデートと違うんかい?

話(歯無し)になりません。

私のクリスマスのイメージはこんな感じでした。



あれは妄想だったのでしょうか?

思わず愚痴ってしまいました。

なぜ歯医者さんかというと、行くところが無かったからです。

ほっといてくれ!

デートの約束もないし、一年前にサンタクロースもリストラされてしまいました。

職場の若いスタッフからは、えー予定無いんですか!

といじられまくりました。

孫のサンタクロースになるつもりでしたが娘からおじいちゃんは関係ないやろと言われてしまいました。

サンタクロースは、両親の役割だそうです。(泣)

このように様々なことから解放されるのは良いのですが、クリスマスへの想いは募るばかりです。

こうあるべきだという思い、とこうでしかない現実の間を、

クラゲのようにゆらゆらと揺れながら、

いつのまにか、60代を迎えてしまいました。

以上思想の矛盾のお話でしたと言いたいところですが、内容が薄すぎました。

最後になりましたが本日のブログの内容は、森田療法並びに自助グループとは何の関係もございません。

単なる私の愚痴になりましたこと、謹んでお詫び申し上げます。


2024.12.25 一世

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