大阪水曜ほっと集談会一世です。
集談会で様々な悩みを聞かせていただく。
それは、かつての私であったり現在の私であったりする。
対人不安の強い若い集談会の仲間がいる。
彼らには友人が出来ない、友人がいないという悩みが多かった。
振りかえると10代の私もそのような傾向があった。
なにぶん10代で、生老病死の問題に関心があったので同世代の学生と話が合うはずがない。
10代で、外見とは裏腹にどこか老成しているところがあった。
必然的に芸能ネタや映画、テレビやスポーツネタなどで話がかみ合うことはない。
人とうまく会話が出来ない➡自己改造を試みる➡自信喪失に陥る➡人と更にうまく会話が出来ない。
この無限ループに陥ると生きるのが本当にしんどくなる。
仕事がら、3ヶ月で300枚の名刺が無くなったことがある。
そのような環境の私ですが、ある時期世界から切り離されたような離人症的な感覚に陥ったことがある。
若い神経質性格で人間関係に悩む友人に伝えたい。
〇友人は同世代以外でも出来る、むしろ同世代でない方が良い。
先日私は、ある方に健康について色々教えていただいた。
年齢は、88歳で父親より年長である。
自ら食事について徹底的に研究し、今尚、大学のオープンカレッジに通われている方である。
自ら長寿を立証されていて尊敬できて、利害関係が無いので私には友人である。
〇友人は人間でなくても良い。
動物好きな方は、犬が友人でも良い。
書物を通じて、最近ではYouTubeなどでも、感性が合えば画面越しでも友人である。
私などは人間が厚かましいので、YouTubeで見て会いたいと思った人に逢ってしまったりするがオススメはしない。
〇何でもよいので、趣味や勉強会のサークルに所属してみる。
私は若い頃から音楽サークルなどいくつかのサークルで活動してきた。
結果として年齢、職業、性別に関係なく知人が増えた。
そこから、気の合うつながりも生まれ、更に何か役割を担うことでメンバーとして認知される経験もした。
集談会もその一つかもしれない。
〇友人のハードルを下げる。
完全にすべてを理解してくれる友人などいない。
相手と自分の合う部分で交流し、相入れない部分は、見て見ぬふりをする。
〇森田療法を学ぶことで、自分遊びが出来るようになった。
群衆の中の孤独、広場恐怖のような感覚を持っていた私ですが、最近ひとりが楽しめるようになりました。
以上思いついたことを書いてみました。
私には時々このブログを読んで、ラインをくれる若い友人が何人かいます。
本当に素直にうれしいですね。
2021・7・31 一世