大阪水曜ほっと集談会一世です。
以前「終わった人」という映画がありましたね。
定年後に待ち受けているサラリーマン男性の悲劇をコミカルに描いたものです。
老いの三矢という言葉を聞いたことがあります。
人は老いることにより、仕事・人・健康を失う。
ところが人生100年時代で状況はかなり変わってきました。
定年以降も現役で働くことが普通になり体力もあります。
私は今年一応定年ですが、老化の兆候はありますがリタイアする実感は全くありません。
終わったどころか始まりですね。
40代~50代半ばの方が今よりも疲れていました。
定年後に益々元気になる方もあると思います。
現実、集談会の65歳以上の男性会員の皆様はとてもお元気ですね。
発見会での森田療法の学びと組織のしがらみから自由になられたことで、より生き生きとされている印象です。
ところで最近コロナ禍により若者の仕事や生活に関する辛い本音を聴くことが増えました。
疲れた感じで希望がみえない、不安だという声を耳にします。
現役世代が症状に苦しみながら仕事、家庭と更に発見会活動をこなすことは、かなりきつい。
参考までに私が最初に入会した1970年代は活動の中心は20代~40代でした。
私がお願いしたいのは、そのような若者を60歳以上の先輩会員が後方支援でサポートしてほしい。
60歳以上の方が、みずからリーダーとして動くのではなく、次世代を担う特に30代~50代が発見会で活躍できることを一緒に考えてほしい。
彼らを元気にすることで発見会そのものを元気にしたい。
そのために20代から50代の会員が活動しやすい環境を整えることが今まで以上に必要だと感じています。
2021・1・31 一世