「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

11月19日(火)20時~・11月20日14時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

~コロナ禍と共に、歩む人生~

2020年05月28日 20時59分07秒 | コラム 

今朝、いつものように妻と二人で、いつもの喫茶店でカフェモーニングタイムを過ごした。

一日で唯一ゆったり寛ぎながら二人で、たわいもない世間話しを談笑できる貴重な約40分間です。


しかしながら、高齢(90歳)の義母への感染を恐れるあまり、新型コロナウイルスに対する私の対応が甘いとの判断から、毎日、まめに細かいところまで、私にかまい、消毒液を持ちながら、私の歩いた後のドアノブ等を消毒しています。


このコロナ禍になるまでは、私も、2日に1回は近くのスポーツジムで身体を鍛え、月のうち、6~7回は集談会、古代史研究会、同業の会合等々出かけて行き、会合後、は楽しい飲み会で締めて、大変充実した人生を過ごしていました。


今年90歳になる義母と妻と私の3人家族生活になって1年半が経過しました。

一昨年の11月に、実家で暮らす義母が原因不明の激しい痛みで病院を救急で運ばれました。

その後、背中の9番の骨折(高齢による骨粗鬆症による自然骨折)であることが判明し、我が家にて療養することになり、治癒後そのまま我が家での3人による生活が始まりました。


妻は献身的に介護(義母まだ自分の足で歩き、なんとか入浴も含め自分で出来るので助かっています)等に尽くしています。

しかしながら、このコロナウイルスが蔓延してから、24時間共に生活するようになって、あら探しのように、細かいチエックが入ります。

なんどか、それで喧嘩になることがあります。

しかし、義母に感染させてはならないという必死の思いも理解して、なるべく合わせるようにしています。


今回、緊急事態宣言が解除され、6月から新たな日常の人生が始まるこの機会に、自分自身、感染対策(手洗い、うがい、マスク着用等)きちんと行い、この2~3ヶ月の家族のみでの密着生活から、普通のメリハリのある生活に再出発していこうと考えています。そうすることが夫婦にとっても、とっても重要だと認識しています。


特に本年、10月からの第2波にいかに備えるか?政府(後手後手で一番信頼出来ず)、及び地方自治体(大阪府は吉村知事の素晴らしい指導力)の動向、政策に注意を向けて、検査を含む医療体制がいかに充実したものになっていくのか?

大いに関心とともに、何か実践、行動をおこして・・・特に発見会活動(今後、コロナ鬱、疾病恐怖、強迫神経症、普通神経症等々が増加していくと予想される中、集談会活動等を通じて)に尽力を果たして行きたいと所望する今日この頃です。

                              by哲ちゃん

 



哲ちゃんさんへ

久しぶりの投稿ありがとうございます。

すばらしい夫婦愛に感動です。

森田をコロナ禍の生活に見事に生かしておられますね。

大阪水曜ほっと集談会のブログをご愛読いただいております皆様、

バックナンバーの哲ちゃんさんのブログ「夫婦の絆と森田療法」もご覧ください。

 

                         by 一世(いっせい)

 


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大阪水曜ほっと集談会/NPO法人生活の発見会/森田療法

2020年05月26日 20時26分21秒 | お知らせ

ようこそ、大阪水曜ほっと集談会公式ブログへ

大阪水曜ほっと集談会公式ホームページは、

以下のURLです。

 

https://hakkenkai-osh.crayonsite.net/

 

こちらの画像をダブルクリックしていただいても、

アクセスできます。

        ↓

 

 

大阪水曜ほっと集談会 | 生活の発見会 | 森田療法

神経質症に悩む人たちが、その克服をめざし、森田療法(森田理論)を学びます。月一回、定例会として、学習会(兼 交流会)を行っています。

 

 

 

 

 

 


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総神経質の時代

2020年05月26日 20時08分11秒 | お知らせ

皆様、大阪水曜ほっと集談会 代表幹事一世です。

コロナウイルス感染症は、私たちの生活様式だけではなく、生き方・考え方を大きく変えました。

とかくネガティブな印象を与える神経質性格ですが、今は「総神経質な時代」かもしれません。

「神経質がコロナから人類を救う」とまでは申しませんが、人々が生死の問題に真剣に取り組み、

経済の疲弊から社会的不安が蔓延している今こそ森田療法が必要となる気がいたします。

今後も起こり得る、コロナウイルス感染症の余波、台風、豪雨等の自然災害を想定して、今までも

独自にWEB集談会の開催など出来ることに取り組んで参りました。

この度さらにオンライン強化の一環とし、ホームページを刷新いたしました。

旧ホームページは、引き続き大阪水曜ほっと集談会公式ブログとして、継続して参ります。

今後とも、ご愛読をお願い申し上げます。

このホームページを通じて一人でも多くの方が、森田療法と出会い、

「神経質性格で良かったと思える」心豊かな人生を歩まれることを願います。

最後になりましたが、このHPを開設するにあたり元大阪水曜ほっと集談会のメンバーの、

Kさんに貴重なアドバイスをいただいたことを記しましてお礼の言葉とさせていただきます。

HP詳しくはここをクリックしてください。⇒ https://hakkenkai-osh.crayonsite.net/

2020年5月26日

大阪水曜ほっと集談会

By 一世

 


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欲望と恐怖の調和

2020年05月26日 09時07分35秒 | 集談会日記

大阪水曜ほっと集談会 一世です。

コロナウイルスとは何か?

ウオーキングをしながら、考えていました。

私たちの人生そのものかもしれません。

つまり思い通りにならないのです。

コントロールできないことにエネルギーを使わない。

我慢だけではなくて、出来ること、やりたいことも少しやる。

私はコロナは怖いですが、緊急事態宣言が解除されたので、

仕事にも行ってますし、休みの日には、図書館や外食にも行きます。

恐怖や苦痛に対して森田先生は、こう述べられています。

「なお、苦痛や恐怖になりきることは、苦痛をそのまま忍受し、苦痛を逃れるための

小細工をやらないことです。」自覚と悟りへの道 P188

ぽつぽつやりましょう。

 

 


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自覚と悟りへの道について~ 

2020年05月22日 16時09分09秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会 一世(いっせい)です。

私が、森田関連の著書の中で最も愛読したのは、自覚と悟りへの道(白揚社)です。

初めて読んだのは、17歳の高校生の時でしたね。

明け方までかかって一気に読んだ時の感動が蘇ります。

私がなぜこの著書にそれほどまでに魅かれたのか?

ひとつは、この書は、水谷 啓二先生の体験記、前書き、後書き以外は、森田先生と当時の門下生の

集まりである「形外会」での座談の記録のみで構成されている事です。

当時の同世代の若者の肉声が聴こえてきそうです。

神経質に悩む人のためにという副題が添えられているように、

万人受けするようには、編集されていない印象です。

それでいて、時代を超えた普遍性がある。

もう一つは、当時これから、世の中に出ていこうとする若者が多く登場し、

若さ特有の魂の発露とでもいうべき真摯な言葉が、随所に散りばめられている事ですね。

時には先生に反発し時には、先生に直球で疑問を投げかける。

それに対して森田先生は事実を見つめよと智し、権威で否定しない。

そしてその若者への厳しさと慈愛に満ちた森田先生のコメントが圧巻であり感動に満ちています。

さらにこの書の魅力は、対象が、宗教と科学や死の問題など重い内容から家庭円満、仕事の適正、

怒りの感情への対応(現在のアンガーマネージメント)、アルコールを辞める方法まで多岐な点です。

森田先生の好奇心の旺盛さと素養の深さについては、水谷先生が前書きでのべられている通りです。

最後に、神経質症の経験のない方に、この書を読んでいただいたのですが。

後日「何が面白いのか?わからない」と真面目に言われました。(笑)

これもまたこの書の特徴のようです。

 

2020年5月22日 by 一世


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