大阪水曜ほっと集談会一世です。
さて昨日は、大阪水曜ほっと夜間懇親会でした。
今月も北は北海道から南は九州まで13名の参加がございました。
個人情報の観点から内容の詳細は控えさせていただきますが、落ち込んでいる方、上手に気分転換をされている方など様々でした。
皆さんが、思想の矛盾に苦しみながらも生活を維持されている姿に元気をいただき心がほっこりしました。
本当に集談会は学びと共感の宝庫です、皆様ありがとうございました。
その中でいつも寄り添い感がいっぱいの〇〇さんの現実逃避についてのお話がとても学びになりました。
ご本人にこのテーマでの投稿に許可をいただきましたので今日はこのテーマについて書きます。
現実逃避は、一般的に良くないとされています。
私たち神経質タイプは、それをまっすぐに受けとめて自分を苦しめているような気がします。
振りかえると、人生の大半を逃避してきた私です。
学校から、仕事から、子育てから、嫁から?
苦しい時は、ハイボール3杯の情けない超親父です。
ところで現実逃避は必要ではないでしょうか。
苦しみで心が満たされたとき、どうしようもない時に現実から目をそらすのは自分の心と体を守るために大切です。
そうしなければ心と体のバランスが壊れるのです。
森田先生はこのように言われています。
私どもは、ムリに善人になろうとしなくともよいのです。
ただ、事実のあるがままを認め、自然に服従し、境遇に従順であればいいのであって、努力をするのも、ズボラをするのも、それ相当の応報を受ける覚悟でおりさすればよいのです。
2022.5.18 一世
大阪水曜ほっと集談会一世です。
あまりにもダイレクトすぎて笑えないタイトルですね。
下記の逸話はご本人に了解を得て投稿しています。
先日大阪水曜ほっと集談会である男性会員〇〇さんが奥さんにATMだと思われているという衝撃的な悩みの発言がありました。
参加者全員、思わず大爆笑でした。
ところでこれは一体何症状というのでしょうか?
私も単身赴任時代、同様の悩みを感じたことがありました。
家に居なくても給料だけは振り込まれる現実は哀しい!
時々休みが取れて、心身共にフラフラになりながら帰りますと自分の家でありながら妙に落ち着かない。
住んでいないのにローンだけは、きっちりと毎月引き落とされています。
なんでやねん!
ところでATMであればまだよい方です。
私などは豚の貯金箱です!
用が済めば叩き壊されるのです。
同じく用が済めば雌カマキリに食べられてしまう雄カマキリに同情している私です。
ああ、嫌だ、嫌だ!
パニックにも抑鬱にも耐えて生きながらえてきたこの命を叩き壊されてたまるか!
少し被害妄想の入っている私です。
最後にやはり森田先生にご登場いただきましょう。
治らぬ人は、自分の殻に閉じこもり、城壁を築いて、なかなか自分の事を発表することが出来ない。
治った人は、夏は暑く、冬は寒い。
恥ずかしいことは恥ずかしく、苦しいことは苦しい。
世の中は誰でも同様である、という事実を認めることができて、平等観に立つことができる。
自分の事をユーモアを交えて自虐的に話される男性会員の〇〇さんは既に治っているのです。
〇〇さんいつも楽しい話題を提供していただきありがとうございます。
2022.4.28 一世