大阪水曜ほっと集談会一世です。
皆様には何の興味もないお話である。
何卒ご容赦いただきたい。
今日、私は還暦を迎えた。
定年のおまけ付きである。
グリコのおまけに胸をときめかせた少年時代を過ごした私である。
転職による2ヶ月のブランクと初期のコロナ禍の1ヶ月の業務待機期間を除き、38年間雪の日も、台風の日も毎日勤務してきた。
その間転勤は5回を数え、その中には12年間の単身赴任生活も含まれる。
さて世間では60回目の誕生日を還暦と言うらしい。
何の社会的地位も肩書もない私であるが生きているだけでこのような称号?をいただけるとは有り難い。
そのうえ森田博士からもこのような祝辞をいただいたので披露したい。
〇神経質は物に執着する性質であります。
〇一度何かの目的を定め、あるいは一つの職業につくと、それに執着し、未練があって、色々目的を変えたり、職業を転々したりすることが少ないようです。
〇私どもは自分が神経質の素質を持って生まれたということを心から感謝すべきでありましょう。
ところで人は還暦を機に「生まれたときと同じ暦に還る(赤ちゃんに還る)」らしい。
そうか自分は、リセットされてもう一度赤ちゃんからスタートするのか?
ちなみに、赤いちゃんちゃんこを着るのは魔よけの意味があるらしい。
若くなるのはうれしいが、しかしあの森田療法に出会う前の苦しいとらわれの日々は二度と体験したくない!
しかしながら自分は、そこからとぼとぼと歩いて生きてきたのだ。
その事実だけは認めて自分を少しだけ褒めてやりたい。
2022.7.28 一世