「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

12月17日(火)20時~・12月18日14時~(ZOOM)にてリモート集談会&忘年会を開催します

神経質を隠れ蓑にしないで!

2024年12月17日 07時59分20秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

時々職場に小さなお子さんや赤ちゃんを連れてこられるお客様がある。

私はそれがとても嬉しい。

還暦以降特にその気持が強くなった。

なぜだろう?

自分たちの未来を託す幼子に命のリレーを感じるのだろうか?

先日も女の子のかわいい赤ちゃんが手や足をバタバタさせて一生懸命何か言葉を発していた。

まだ言葉は判別できないが、私はここにいますと言うアピールをしているのである。

ふとその時に思った。

神経質だから人付き合いがうまくできないとか、

社会に適応出来ないと、

かつての私はずいぶんそのように思ったものである。

だがこんな幼子でさえ自分をわかってもらう努力をしている。

神経質だから人付き合いができないというのは事実であって事実ではない。

私たちなりの誠実で裏表のない接し方があるのではないだろうか。

そのように思わされた瞬間であった。



2024.12.17 一世

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中心視野と周辺視野!

2024年12月15日 09時19分37秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

以前TAMORISTATIONと言う番組で大谷翔平選手特集があった。

とても興味深い内容であった。

大谷選手の魅力は野球にとどまらない。

強い意志を持ちながら柔軟な発想!

日本人特有の礼儀正しさや俯瞰してみる自己内省が働いていると思う。

さてエンゼルス時代の大谷選手は、ストライクゾーンを見極めるために一点を凝視するような※中心視野の構えをしていたと言われている。

それがドジャースに移籍してから※周辺視野と呼ばれる全体をぼんやりと見るような構えに変化したというのである。

ちなみに私たちが普段見ている視野には、大きく分けて2つあるそうです。

目を動かさないで1点を集中して見る約30度以内の視野を「中心視野」と言い、それよりも外側のことを「周辺視野」と言うそうです。

スポーツにおいて、周辺視野を鍛えることで、より素早く正確に状況判断ができるようになるそうです。

どのような投球、状況に対しても迅速に対応しやすく適応力が増すのです。。

具体的にはボール球を振らない。

ストライクゾーンに入ってきた球だけを狙って打ち抜く。

当然の如くヒットやホームランになりやすい。

これを「なんや野球の話か」と思われかもしれませんが森田療法に照らして考えますと、

実はこれは症状と呼ばれる心のとらわれにも共通していることなのです。

一点凝視の中心視野はかくあるべし思考であり周辺視野はあるがまま思考であると思うのです。

周辺視野は臨機応変融通無碍に通じ、そこに私は森田療法との類似点を見るのです。

それは症状を敵視して、それにこだわり本来の欲求から目をそらしがちな私たちが人生を生き抜くひとつのヒントではないでしょうか?



2024.12.15 一世

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心のサンタクロース?

2024年12月14日 10時39分10秒 | コラム 

 
 
 
大阪水曜ほっと集談会一世です。
 
もうすぐクリスマスですね。
 
昨日職場の40歳違いの同僚で若い独身の女子スタッフが、
 
「クリスマスは休みます」と言ってきました。
 
「予定があるもんなぁ」と言うとドヤ顔で満面の笑みを浮かべていました。
 
ところで、「一世さんはクリスマスは何か予定があるんですか」と聞かれました。
 
痛いところを突いてきます。
 
わかっていて嫌みなことを言うのです。
 
うるさいわ!
 
何も予定がなくて悪かったな!!!
 
思わず心の中で山下達郎氏のクリスマスイブがながれました。
 
~一人きりのクリスマスイブ~
 
 
すでに二年前にサンタクロースをクビになった私です。
 
娘からおじいちゃんはサンタクロースと違うやろ、と言われてサンタクロースをリストラされた私です。
 
サンタクロースは両親の役目だそうです。
 
おじいちゃんになってまで気を使わなくてもよいという意味かもしれませんががっくりしてしまいました。
 
 
ところで私はいつも誰かの心のサンタクロースになりたいと願っているのです。(気持ちだけ!)
 
悩み苦しんでどうにもならない時に話を聞いてくれたり寄り添えるそんな存在になりたいと思っています。(思いだけ!)
 
私自身が十代の頃から数多くの心のサンタクロースに出会ってきたからです。
 
自分がしんどい時ほど自助グループのホームページやブログを更新したり仲間の会員の皆さんにメールやラインをするようにしています。
 
結果として私自身が多くの心のプレゼントいただいてきたと思っています。
 
もうすぐ今年最後の自助グループの心の交流会である、大阪水曜ほっとリモート集談会です。
 
さて今年はどのような、心のプレゼントを用意すればよいのでしょうか?
 

 

大阪水曜ほっと集談会公式ホームページ

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神経質性格に悩む人たちが、受容と共感をベースに、森田療法(森田理論)を学びます。月一回、定例会として、学習会(兼 懇親会)を行っています。ZOOMにて開催中!

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2024.12.14 美女とクリスマスを過ごしたい一世
 
 

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迷いながらかじりつく!

2024年12月13日 08時37分15秒 | コラム 
 
 
大阪水曜ほっと集談会一世です。
 
今日のタイトルは私の好きな森田博士の言葉からいただいた。
 
日々、生活のためサラリーマン生活を続けていると嫌なことが多い。
 
昨日も上司が嫌みを言ってきた。
 
それも給料の内と思えるほどもらっていない。
 
上司曰く、
 
一世さんは、日々職場で何をしているのですか?
 
一世さんがサボっているとは思いませんが、、、、、
 
絶対思ってるやろ!!!
 
おまえこそ会議ばかりで何をやっとるのか? (心の声)
 
正直うるさいと思いながら、無言の私!
 
このような報告大好きなホウレンソウ管理職には辟易する。
 
私は森田博士やアドラー氏の影響によりいかにも仕事をしていますという、パフォーマンスはしないし、大嫌いだ。
 
そのような時間があればお客様のための仕事をする。
 
森田博士という人は、理屈で考えるより実際に事にあたる事を重視された人である。
 
博士の主催された形外会という博士から学ぶ会の記録には様々なやりとりが残されている。
 
例えば医科大学の学生が自分は医師には向かないので、やめて郷里に帰り家業を継ぎたいという質問に対して博士の答えは実際的でシンプルである。
 
※今日の森田博士の言葉
 
こんな考えが起こるのは、誰でもありがちなことで、そのままでよい。
 
ただ迷いながらかじりついていればよい。
 
これは正しい人生観のできない幼稚な思想から起こることで、この形外会でもいままでときどき説明したことであります。
 
自分の頭に向くか向かないかとか考えるのが、そもそもの考え違いであって、
 
それはたとえば、自分には暑さ寒さが向かないとか、苦労することが不適任であるとかいうようなものである。
 

 

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2024.12.13 一世
 
 

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近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇?

2024年12月12日 06時46分17秒 | コラム 

 
大阪水曜ほっと集談会一世です。
 
人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である。
 
私が好きなチャールズ・チャップリンの言葉です。
 
さて先日83歳の父が珍しく愚痴を言っていた。
 
同窓会を企画したが人が集まらないのだという。
 
失礼ながら理由を聞いて当然だと思った。
 
その理由が皆さん亡くなったり、病気で寝たきりとかで出てこられないのだという。
 
出てこいというのが無理な話やろ!
 
それに対して親父は今も現役サラリーマンで毎日晩酌を欠かさない。
 
同窓会が大好きな父は同級生から元気という病気だと思われているようだ。
 
事実父の同級生から、あんたのお父さんは元気すぎて異常だと言われたことがある。
 
私は父が愚痴を言うのを聴いたことがない。
 
かつて後悔と不安しか口にしなかった私には宇宙人のように思える。
 
父はいつも過去でもなく未来でもなく今を生きている人である。
 
広場恐怖や、パニックなど心のとらわれも後で振り返ってみると、
 
何であんなことで悩んだり怖がっていたのかと笑ってしまう自分がいる。

そのためには、自分の性格に即した生き方や活かし方がある。

私はそれを森田療法を通じて学んだ。
 
今悩みの渦中にある若い皆さん、いつかそのような笑って振り返る日が日が来ることを信じてほしい。
 

 

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2024.12.12 一世


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