10月も半ばを過ぎ、因島では柑橘類の収穫が始まっています。極早稲のみかんから始まり、そろそろ温州みかんの収穫でしょうか。
道路を車で走っていると、「みかん狩り」と書いた看板と幟が目立つようになってきました。因島でも何箇所か、みかん狩りを行なっている処がありますので、尋ねて行かれると良いでしょう。
僕の場合、母方の実家が柑橘農家であるため、幼い頃からみかん畑を走り回っていました。本人は手伝いをしていると思っていましたが、大人から見たら遊んでいるだけだったのでしょう。それでも小学生くらいになると少しは収穫の手伝いらしきものが出来るようになり、秋から冬にかけてはミカン・八朔などの収穫を手伝っていました。
鋏(ハサミ)で二度切りし、手提げ袋に入れていき、いっぱいになるとコンテナに移し、それを大人たちが天秤にぶら下げて運んだり、モノレールに乗せて運んでいました。さらに倉庫まで運んで、倉庫に寝かせるといった具合だったと記憶しています。
中学生くらいまでは手伝っていましたが、高校生になると自分の時間が欲しくて、なかなか手伝いに行かなくなりました。それでも身体は覚えているものですね。因島に帰ってきて、数回だけ(本当はもっと手伝いに行くべきですが・・・)手伝いに行きました。その時は、自然と収穫作業を行なっている自分がいました。
もし、この時期に因島に来られる方がいらっしゃれば、試しにみかん狩りを経験されては如何ですか?きっと話のネタくらいにはなりますよ。