浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

原付の帰り道

2007年01月12日 | こども

久しぶりに息子を学校まで迎えに行きました。(彼は学童保育で宿題をしたり、遊んだりして過ごしています)。いつもは僕の父親が行ってくれるのですが、今日は用事があるということで僕が行くことになりました。

息子はたまにしか迎えに行くことが出来ない僕でも喜んで迎えてくれました。僕は仕事に原付で通勤していますが、そのまま迎えに行ったので、原付は押して帰ることにしました。

すると、息子は徐(おもむろ)にランドセルやら手提げ袋などの荷物を原付の足置きに乗せて、自分はシートに座りました。そして僕のほうを見て、ニコッと笑うのです。

仕方ないですね。(笑)彼を乗せた原付を押して帰りました。そして、内緒ですが、人通りも車通りも少ない道でちょっとだけ二人乗りをして、二人で喜んだのです。


防衛省

2007年01月12日 | 日常

平成19年1月9日付けで防衛庁が防衛省へと昇格しました。この昇格という言い方も如何なものかと思いますが、日本の制度としては、「庁」よりも「省」の方が格上らしいですし、実際に防衛省になったことで、大臣が配置され、またその権限で軍隊(本来は自衛隊ですが、ここではあえて軍隊と呼びます)を動かすことも可能になります。

この防衛省への昇格には様々な意見があります。素晴らしいことだと言って、有事の際に迅速な対応が出来るようになったこと、世界各国に対して日本の軍隊の存在を示せることなどにより各国が牽制し合う三国志の状態になることなど、全てを都合の良いように演説する人の多いことに驚きます。

戦後60年以上経つと、人々は忘れてしまうのでしょうか?当然、僕たちは戦争を知らない世代ですが、人が人を殺すことが正しいとは考えられません。もちろん、そういう状況になれば、僕だった息子を守るために人を殺めるかもしれません。

でも、だからこそ、そういう状況にならないように、戦争を無くす必要があると思うのです。防衛省になって、多くの税金を使って、何をしようと言うのです。

自分たちの国を守る?

発展途上国を助ける?

誰があなたたちの言葉を信じるのですか。子どもでも分かることを忘れていないですか?