気がつけば因島市が尾道市と合併してから、1年が過ぎました。住民の多くは既に慣れて生活しているし、中には住所を書く際に、「尾道市因島○○町」と書かなければ成らない状況を、「因島なんて付けずに、尾道市○○町で良いのにねぇ・・・。」と愚痴をいう人までいます。自治体が変わって、行政手続きが少々手間になっても、「それほど変わっていないよ」と言えるほど、自分たちの生活に違和感を感じていないようです。まあ実際に名前が変わっても住んでいる人が変わるわけではありませんからね。
今でもこの質問をされたら、住民の多くがこう答えるでしょう。
『出身地はどこですか?』
『因島です。』
たぶん、『尾道です。』と答える人は少ないと思いますね。でもそれで良いんですよね。