浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

トイレの注意書き

2005年06月21日 | 日常

以前、テレビや新聞で取り上げられていたので、知っていたんですが、近頃の公衆トイレの注意書きは、今までとはちょっと違うんですね。最近、高速道路の公衆トイレで注意書きをみて、思い出しました。

たしか以前は「きれいに使いましょう」「吸い殻を便器に捨てないで下さい」など主だった注意書きでした。

今は、「いつもきれいに使って頂いてありがとうございます」なんですよね。

なるほど、直接注意されるよりも、間接的に「こうあってほしい」と伝えるわけですね。考えた人は心理学者でしょうか?うまく心を擽られている気がします。

でも実際に公園などの公衆トイレは「きれいに使って頂いて・・・」の状況じゃないので、皮肉にしか聞こえないんですけど・・・。


何を聴くべきか

2005年06月20日 | 音楽

音楽を聴く時、何を聴いていますか?「えっ、音楽じゃん。」と思われるかもしれませんが、ではメロディですか?リズムですか?楽器の音色ですか?人の声ですか?或いは歌詞の内容ですか?もっと他のものかもしれない。

何があなたの心に響き、その曲を名曲(或いは駄曲)だと判断させているのでしょうか?

それは人それぞれ違うのでしょう。だから好みが分かれるのでしょう。もちろん、それらを総合的に判断して、素晴らしいと言っているのかもしれません。

僕は基本的にメロディと歌詞を中心に聴いているように自己分析してみたのですが、考えてみたら、洋楽を聴く時は歌詞なんて全く分かっていなかったりするんですよね。やっぱりメロディと人の声を中心に聴いているのかなぁ。

ただ、こう書いていて、フッと思ったのは、名曲というのはそんな理屈ではなく、心に響いてくるんだろうな、ということ。

そういう意味での名曲は最近少ないなぁ・・・。


ワールドユース選手権

2005年06月19日 | スポーツ

先日も触れましたが、ドイツでコンフェデ杯が行なわれていると同時に、オランダでもワールドユース選手権が行なわれています。

昨日、日本は予選リーグの最終戦でオーストラリアと対戦しました。勝てば1勝1敗1分で予選リーグ2位となり、決勝トーナメントに進める試合でした。さぞかし、面白いサッカーを展開してくれるだろうと期待して、兄(N2)とカミナリ弟さんとTV観戦したのですが・・・。

結果から書くと、決勝トーナメントへ進むことが出来ました。まだ、世界大会の真剣勝負の場で戦えることは選手にとって、非常に意義のあることです。おめでとうと言いたいです。

しかし、これで良かったんでしょうか?実は決勝トーナメントに進んだといっても、引き分けだったのです。勝ち点の合計が2点での決勝トーナメント進出。(勝ち点は、勝利が3点、引き分けが1点、負けが0点で計算されます)なんじゃ、こりゃ!一回も勝っていないのです。

タレントとしては、現時点でスーパーな選手はいませんが、才能豊かで魅力のある選手が揃っていると思います。梶山選手(FC東京)なんて、守備でも攻撃でも存在感があったし、途中から出てきた水野選手(ジェフ千葉)も日本にリズムをもたらしてくれました。最後に得点した前田選手(サンフレッチェ)もあそこで決められるあたりが、非凡な才能を感じさせます。(スタジオのアナウンサーが「前田選手がリズムを変えました」と言っていたけど、あの得点以外は前田選手は全く役に立っていなかったと思う)

ただ、それが噛み合っていないのです。これは大熊監督に問題があるんじゃないの?沢山の選手に経験を積ませるのも分かるけど、疑問符の付くような交代も多いし、平山選手中心の攻撃陣も納得いかない。キーパーの西川選手は素晴らしいけど、彼がいなかったら何点取られていたか分からないようなディフェンスラインはどうなっているの?もう少し、指導者としての腕を見せてほしいです。

苦戦しているのは、選手の力が問題ではなく、指導者だと思うのですが、いかがでしょうか?まあ、このチームがA代表ではないから指導者の技量とか言っても始まらないのでしょうが・・・・。


ちょっと不調・・・。

2005年06月19日 | 日常

最近、体調が思わしくない。別に病気になっているわけではなく、疲れが溜まっている様子。ブログの更新も毎日していきたいのに、子どもを寝かしつけていたら、自分も寝てしまう始末。なかなか更新できないでいる。

暑くなってきたので、夏バテだろうか?身体がしんどいと、精神的にもしんどい。何とかリフレッシュしなければ・・・。

さあ、どうしよう。図書館にでも行って、ゆっくり本を読んで過ごすかなぁ。何か良い方法がないかなぁ・・・・。


因島公園~展望台~

2005年06月17日 | 因島

さて、因島公園は山の中にあるのですが、山の頂上にテレビ塔があります。つれしおの碑を登ってきても、テレビ塔に辿り着くのですが、キツイ山道を登るのが苦手な人は途中まで車で登れます。ただ、残り約200メートルくらいは歩いて登らなければなりませんが・・・。

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でもここの展望台は眺めが良く、すごく気持ちいいです。登った人の心を満足させてくれること間違いなしでしょう。僕が行った時間は日が沈む前だったので、こんな景色でした。夜景は見に来たことがないのですが、なかなかロマンティックみたいですよ。(夜景を見たい方はこちらをどうぞ)

途中に登り道があるからなのか、僕以外に誰もいませんでした。素晴らしい景色を独り占めできて、得した気分です。

デートコースの一つとしてもお勧めしますよ。

今回、因島公園に来て思ったことは、自分が考えていたより、公園が広いこと( squareや
public gardenでは無く、parkと表現しても全くおかしくない)です。児童公園や展望台、第1~3公園など、見所が沢山あったのにも驚きました。

そうそう、一つだけ残念だったのは、僕が気に入っていた第3公園の展望台が無くなっていました。かわよしさんのブログでその事実は知っていたものの、見た時はやっぱりショックでした。因島八景の石碑が淋しそうに建っていました。

SA270043 あっ、隠れて分かりにくいけど、「因島公園展望台からみる景色」って書いてある。あーあ、因島八景が一つ無くなったってことだね・・・。


因島公園~つれしおの碑~

2005年06月17日 | 因島

「因島公園」というものがあります。今日は仕事帰りに寄って来たので、そこの紹介をしたいと思います。ただ、纏まりの無い紹介になりそうなので、2回に分けてみました。どうぞ、お付き合いください。

もう半年以上前ですが、「でじぎお25時」に因島公園には司馬遼太郎の碑があると紹介されていました。因島公園には何度か行った事がありますが、恥ずかしながら僕もその存在を知りませんでした。是非、見てみたいという気持ちが、僕を因島公園に向かわせたのです。

まず、因島公園を上がっていくと鯖大師(弘法大師)の像と因島ロッジという国民宿舎が見えます。ここから、展望台や小さな公園などに行く小さな道があるわけですが、テレビ塔に上がる道の脇に、「つれしおの石ぶみ」がありました。

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SA270040 この石碑の横にある山道を登っていくようです。

ありました、ありました、石碑たちが。

非常に口惜しいのですが、僕は文学に関する知識が乏しいので、道の至る所に並んでいる石碑をみて、感想を述べるほどの言葉が見つかりません。解説の札を見ながら歩いて行き、一人で「へぇ~、なるほどね」なんて分かったふりをしながら登って行きました。

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この「つれしおの石ぶみ(碑)」には沢山の石碑があります。それぞれが存在感があり、素晴らしいです。ここを登りきると、そこは山の頂上です。

では続きは後ほど・・・。


コンフェデレーションズカップ

2005年06月17日 | スポーツ

ドイツでサッカーのコンフェデレーションズカップが行われています。このコンフェデ杯はワールドカップの開催される国が、リハーサルとして行う意味合いが強く、各地域の王者が集まって競う大会にしては真剣味に欠ける部分があります。

実際に、ブラジルなども主力選手を招集していなかったり、日本の選手も「勝負に拘るのではなく、自分の力を試したい」といったコメントを残しています。まあ、言ってみれば親善試合の延長みたいな感じでしょうか。

だからというわけではありませんが、夜起きてまで観たいと思いません。むしろワールドユース(20歳以下)世界大会の方が、よっぽど魅力的です。この中から必ず、将来の実力選手が出てくるはずだから。

マラドーナだって、ラウール・ゴンザレスだって、中田英寿だって、このワールドユースで活躍しています。どうせなら、こちらの方を応援して下さいと言いたいです。

僕も、コンフェデ杯で新戦力を試すくらいの気持ちがあるなら、眠たい目を擦ってでも試合観戦するんだけどねぇ。


記憶の中の「顔」

2005年06月16日 | 日常

人は喜怒哀楽があり、実に色々な顔をしている。辛いことがあったのに満面の笑みの人は、あまりいないだろうし、楽しいのに眉間にシワを寄せている人もあまりいないだろう。

そこで、フッと周りの人たちの顔を思い出してみた。

あー、あの人は笑顔だ。あれ?あの人はしかめっ面だ。悲しそうな顔しかイメージできない人もいる。この人なんか無表情の顔しか思い出せないや。

そう、人には印象に残っている「顔」があるのだ。

誰かが僕の顔を思い出すとき、たぶん僕の顔は難しい顔をしているイメージなんだろうな。

笑顔をイメージしてもらえるようになりたいものだ。


僕の中を『時間』が流れる

2005年06月16日 | 日常

時々、『時間』というものについて考えてしまいます。以前、「時空を超えて」にも書いたように、僕が時間に興味を持つようになったのは中学生の頃だと思います。この時の授業とは別に、もう一つ印象に残っていることがあります。

石坂啓さんが書かれた「安穏族」という漫画が家にあり、読みました。内容的には中学生の僕には難しいことも多かったのですが、メッセージ性のある漫画だと記憶しています。(10年以上前のことなので、忘れている)

その中の一つにこんな物語があったと思います。

何の変哲もない一人の少年が普通の日常生活を過ごしている。彼は家族と生活しているんだけど、朝起きると家族が近未来的な格好をしていて、食事や環境も激変している。でも家族の年齢は変わっていない。さらに学校に行っても授業内容が昨日までと変わっている。そして、次の日、目覚めると今度は家族(年齢は変わっていない)が宇宙服を着ている。食事も宇宙食になっていて、外を見るとそこは宇宙だった・・・。

記憶が曖昧なので、嘘を書いているかもしれません。ごめんなさい。

ただ、ここに書かれていたのは主人公の少年の1日は周りの人の10年分(あるいはもっと長い年月)だという設定であり、その短い時間が大きな可能性を秘めた時間だと伝えているのだろうと思います。そして、いかに主人公の少年(もしくは私たち自身)が安穏と時間を無駄に過ごしているか、というようなことだと思います。

中学生の僕の心に残るくらいだから、他にも何かあったのかなぁと思いますが、定かではありません。

『時間』の流れは、その人それぞれによって違うだろうし、同じ人でも置かれている状況で違ってくるでしょう。僕だって、好きな人と居る時間はとても短く感じるし、辛く苦しい時間はとても長く感じます。時間の使い方だって、何もせず無駄な時間を過ごしているなぁと感じる時もあるし、充実して有意義な時間を過ごせていると実感できる時もあります。

人が持つ「時間の流れ」は各々違うのだろうけど、それを共有できたなら、大切にしていきたいなぁと思うのでした。


谷瀬の吊り橋

2005年06月14日 | 日常

日本一面積の広い村である奈良県十津川村には『谷瀬の吊り橋』があります。鉄線の吊り橋としては日本一の長さ(297.7M)と高さ(54M)を誇るそうです。

僕は奈良に住んでいた頃、2度ほどこの地を訪れました。この地域は山奥にあり、温泉で有名です。温泉めぐりを兼ねて行ったんですが、ここの環境は素晴らしい。

道は細くてクネクネしていて、大変だけど、自然の素晴らしさを感じることの出来る場所なので、お勧めです。温泉も道端にいくつか建物が建っていて、小額の入浴料で入れるので嬉しいです。

そしてやっぱり谷瀬の吊り橋は渡らないといけないでしょう。地元の人にとっては生活に欠かせない橋です。小学生が通学路として使っているくらいですから。

でもね、かなり揺れます。(良かったらこの映像を見てください)一応、安全のためにネットも張られているし、鉄線でしっかりしているんだけど、歩く所は木の板なので、恐怖心が倍増します。(まあ、僕は負けず嫌いなので、渡りましたけど・・・。)ただ失敗したな、と思ったのは吊り橋を渡って向こう岸に行くと、また渡って戻ってこなくちゃいけないってことを忘れていたことですね。強がってはいましたが、高所恐怖症の僕には辛かったです。

そうそう、この地域はもう一つ高所恐怖症の人を怖がらせるものがありました。『野猿』です。決してテレビに出て踊ったり、歌を歌ったりしませんし、野性のサルでもありません。乗り物なんです。

向こう岸とこっちの岸にロープを張って、そこに屋形をぶら下げてロープを引っ張りながら移動するんですが、かなり怖いです。吊り橋は安全だろうとタカをくくっていましたが、この野猿は落ちたら死ぬよと真剣に思いました。

どうですか?十津川村の魅力は伝わりましたでしょうか。高い所が好きで、自然好き、さらに温泉好きには堪らない環境です。奈良でお寺巡りもいいですが、こんな所に旅行するのもいかがでしょうか?