一昨日の午後、ご近所の奥さんがピンポンをせわしなく鳴らした。
何かと思って出てみると「こんなのを若い人が持ってきたけれど、封を
切っても良いだろうか」と鋏までもって1通の封筒を差し出した。
「住宅・土地統計調査」用紙。表にインターネットで回答できる人用
と書いてあったような気がする。
封を開けてみるとインターネットで回答するようにとあり、
出来ない人は後日紙での解答用紙を持って行くと書いてあった。
50歳に近い息子さんがいるのだけれど、彼が「持って行って相談して
きて」と言ったので駆け込んできたという。
「坊ちゃんにパソコンでやってもらったら?」と言うとPCはできないという。
数年前に我が家もこの調査に当たりPCで回答した。
簡単ではあるけれど、よそのお宅の家の中のあれこれを知りたくない。
ましてこのお宅にはPCがないので当然息子さんのメールアドレスもない。
家を建てたときの設計図を持ってくるのでやってほしいと
彼女は言ううけれど、こればかりはできないと断った。
ともかく、紙の解答用紙がきてから書けばよいと言ったのだけれど
彼女はできないので設計図をもって市役所に行ってくるという。
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でもどうして最初に回答をPCでするか紙かを聞いて渡さないのだろう。
用紙も人手も二重手間ではないか。
改めてどのくらいの割合でPC回答があるのかと思う。
今の世の中、かなりの人がPCを使うようになってきたが、地方では
まだまだ扱う人が少ないのかもしれない。少なくとも60歳くらいまでの
人はほぼ全員使っているような気もしていたけれど、40代の男性が
使えないというのだから認識不足だったようだ。