もうすぐLAからりざが帰ってくる
その頃は新暦のお雛様
この辺では旧暦の1っか月遅れで飾っとったんやけど
最近は早くなている
正月の3日、大阪松屋町(人形町)へ下調べにいったときに
目星をつけて帰ってきとったんで
今日は諭吉さんを懐に來依を連れて再度行ってきた
お雛さんには7*****と値札がぶらさがっとる
さあ、何ぼになるんやろ?今からが勝負や!
何ぼにしてくれるん?
4*****で如何ですか?
(すっとここまで下がるのが面白いなぁ)
そらアカンゎ!もっとまけて~な!
もうちょっと切りましょか?
いやいやちょっとやったらあかん!もっともっと大きく割り込まんと
エエ!3*****台でっか!
そら無茶でんがな~
あかんあかん、それでもらん丸の予算よりオ~バ~しとるんや
そしたら3*****では?
もっと力いっぱいキバって~な
丁々発止繰り返すこと数度
一度は決裂して帰ろうと一階まで戻ったところで社長さんとばったり
先日からのやり取りを説明してお暇しようとしたら
ちょっと待ってくださいと
再度上階の売り場に逆戻り
再度の価格提示があったものの
あかん!あかん!
カナンお客さんやな~~
?****!でどうでっか?
これでもう鼻血も出まへんわ!!!
・・・・・・・・・
価格的には非常に不満足やけど、この辺が落とし処かとおもたんで
しゃーないな~!それで手ェ打と
まあ、こんな感じでようやく大阪商人に寄り切り負けの商談成立となった
人形師 小西清甫師
頭師(かしらし)・四代目 川瀬猪山師
衣装は昭和天皇ご夫妻の御成婚のさいの装束を再現したものだそうです
何処にこれだけの値段がするのかよ~わからん?けど
綺麗で可愛いお雛さんや
ついでに羽子板もとおもって見せてもらった
最近の羽子板は今風のお顔ばかりであまり気にいったんがなかったんやけど
着物を帯地であつらえている作品があった
3っつ並んでいる展示品が最後の作品だと云うので
その中から模様の配置の良いと思われたこの板にした
今回お世話になったのは
増村人形店さん
専務さん ありがとうさんでした