NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

猫の腎臓病とプーラ

2011年06月15日 09時21分12秒 | Weblog
猫は腎臓、犬は心臓
と言われるくらい弱い臓器です
猫は腎臓が悪化する事から
終焉は腎臓悪化との戦いになります
10歳を過ぎる頃から
シェルターでは特に嗜好性が良いフード
ドクターズケアのキドニーケア
キチンテースト
フィッシュテイスト
この2種類を主に食べさせています

この2種類の成果は今年亡くなったミミカケさん
12歳頃から食べてさせていました
ミミカケさんは喘息があったものの
終焉はとても楽に
食べなくなって3日後に亡くなりました
一度も点滴を打つことがなく
苦しい腎臓病との戦いが無かったのです

この経験を生かしてシェルター猫には
10歳前後からこのフードを主体としています
他の腎臓フードよりかなり嗜好性が良いようです
若い猫でも食べる猫もいます





横浜4匹猫のプーラ
多少腎臓が悪くなっています
こんな猫はウェットフードを主に
ドクターズケアが主体です
プーラはあまり水を飲みません
その為に腎臓が悪くなっている原因でしょう
缶詰の時間になると
私と共に『今日の缶詰は何~?』と
お盆で運ぶたくさんの缶詰のお皿を覗きながら
『早く2階に持って来て~』
たくさん缶詰を食べて欲しいと願っています
横浜4匹猫の部屋にはいつもドクターズケア
4匹とも良く食べてくれます

腎臓が悪化している猫は
仔猫用だろうがどんなフードも
次から次へとあるだけの種類のフードを出します
≪何でも良い、食べてくれれば~≫
介護老人ホームのように
≪あの子はこのフード、この子はこのフード≫
お盆のお皿には名札です

先日入所した腎臓悪化のペコちゃんも
毎日の日替わりメニューを楽しみにしてくれています
思いがけないフードを食べてくれたりします
缶詰・ドライは毎日日替わりに2種類づつ
完食してくれるのは黒缶
ペコちゃんの好みは血合いまぐろ肉でした