NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

強制給餌の重要性

2011年06月16日 21時23分57秒 | Weblog
腎臓が悪化しているチャー
点滴はもちろん朝晩の強制給餌
何とか大好きな黒缶を食べさせたい
しかし缶詰は下痢
下痢止めも吐いてしまう
今は何でも良い、食べさせなければ
まったく自分からは食べてくれません
しかし・・・・・
点滴・強制給餌を始めてから3日目
少しずつ黒缶を食べ始めました
まだほんの少し
それでも自分から食べ始めたのです
おまけにあんなに苦労した下痢
a/d缶の強制給餌のお陰で
下痢が止まったのです
ちゃんと形になった便、びっくり!!

20歳の時、強制給餌だけで生き返ったチビクロさん
25歳の膀胱ガンになるまで
元気に5年も生きてくれたのです

猫は生命力の強い動物です
簡単にすぐ亡くなる事はありません
早期の病気発見です
病院ではなかなか強制給餌までして頂けないところが多いです
その場合は飼い主さんの力です
強制給餌は慣れないとなかなか出来ません
でもとても効果があります
喉の奥にシリンジで入れます
抵抗が激しい猫はバスタオルや座布団カバーで覆います
決して楽しい時間ではないので
『頑張れ~』『偉いよ~』『すごい~』『良い子だね~』
の声掛けを口に入れる度に
何故か受け入れてくれます
激しい嘔吐にならない限り
吐き出しても良いのです
口に中に少しでも入って飲み込んでくれたら
しめたものです、まだ生きられます
少しでもお腹の中に食べ物を入れる事が重要
生かすも殺すも飼い主が心を鬼に出来るかが勝負
ぜひ、強制給餌を覚えて頂ければ嬉しいです!!