NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

おぞましい現場を見てしまった

2016年04月27日 11時40分20秒 | Weblog
4/26 中野区 サカモト様 提供品
いつも銀のスプーンの缶詰を
送って頂いています
みんな大好きな缶詰なので
本当に有難いです
いつもありがとうございます


捜索猫

チラシも配り3K以内の聞き込み
もうこれ以上は無理と判断
誰ひとりとしてアンちゃん
そしてみいちゃんを見た人がいない

これだけの聞き込みとチラシを
撒くと必ず情報が
ひとつくらいあるものです

それがひとつもない
いかに人に姿を見せていないか
またいかに人に姿を見せなくても
生きられる田舎の場所だと言う事

山の捜索も3人でしました
ご近所の空家の捜索も
持ち主さんにお願いして
家屋内入らせて頂きました

あまりの空家の汚さに
嘔吐しそうになりそうなくらい汚い
布団は散乱して山積み
生活用品がそのまま残されている

汚いですと言われたものの
ここまでとは驚きでした
さらにひどい事に
散乱した布団の窪みの中に
ウァーと声を上げそうになる

タヌキの糞ツボがあちらこちらに
長年の糞ツボらしく
かなり乾燥もしている場所も
長年タヌキが住み着いている
あちこちに糞ツボがあって
捜索中にもタヌキの姿

こんな汚い場所に猫は入らない
猫の糞など一切なかった
別の空家で
猫が居たと思われる猫の白い毛が
座椅子の上にびっしり
これは大雪の前に居た白猫でしょう
大雪の時に亡くなったと思います

別の物置の中も見ました
そこにはタヌキの死骸らしきもの
顔が残って黒っぽい毛がフワフワと
身体は多分蛆に食べられたのでしょう
胃袋の中身らしく銀杏が
異様に大きく残って居ました

恐ろしい現場
もう2度と見たくない
カメラを持っていたのに
写真を撮る事も出来ない
おぞましい現場でした

また別の物置
足の踏み場もないくらいに散乱
農機具や材木の山
その間を居ないと解っていても
懐中電灯で照らしながら捜索

山も歩き回り
山越えも道路側からしました
まったく猫1匹見ません

みいちゃんの元飼い主さんは
飼っていた時も何日も居なくなった
とのお話に少し安堵

ただアンちゃんは
どうしているのだろうか
生餌が食べられる猫は
この両神薄の塩沢地区では十分に生きられる
生餌の宝庫です

人気のいない宇賀神社
もしここに居たら
4日の神社祭りに大変です
3日間捕獲器を掛けて見ました

たくさんのまたたびを撒き
懐石のドライフードを中に
3日間まったくかすりもしません

宇賀神社には猫はいない
それが解っただけでも安心

毎日、毎日神様にお願いしたり
号泣したり名前を呼んでみたり
精神的にあまりに過酷な試練

坦々と日々の仕事をこなしながら
頭の中は2匹の事でいっぱい
1日置きにお手伝いのご夫婦
捜索のお手伝いに本当に感謝です

私の気持を一番に理解して頂いています
神社に2匹が無事でいる事を
お願いしてくると今日は帰られた
私の事をとても心配して頂き
本当に有難いご夫婦です

私はたくさんの人達の支えで
活動が出来ている事
たくさんの方々のご心配を頂き
幸せです
ご支援を頂いています方々に
こんな辛い時は
感謝の気持ちが倍増します
ありがとうございます!!

アンちゃんは帰って来る事は
あり得ないかもしれない
もう一度監視カメラを諦めず
設置してみます

30匹を室内飼いにして環境が変わり
1ヶ月も姿を見せなかった竹ちゃん
今日初めて1ヶ月ぶりに
私の前に元気な姿を見せてくれました
感動でした



母屋内が自由に出入り出来た時は
テーブル上でご飯を食べるまでになっていました
寒い夜は一晩中母屋内にいました

それが自由に出入り出来なくなり
まして30匹以上も閉じ込められている
外で生活している猫は
少しの環境の変化でも
恐怖を感じるのでしょう
可哀想な事ですが
これからはもう変わる事はないと思う

みいちゃんはもしかして
帰って来る可能性を信じて
待つ事にしました

ご近所でもメス猫が去年の春
1ヶ月も帰って来ませんでした
そして今年もまた春に出て行き
1ヶ月経ったそうです

どうして猫は
流浪の旅に出るのでしょう
人にまったく見られず
水面下で動いている
その訳を知りたい