
物心付いた頃から山の上で二人きりだった師=カシュウ。そのカシュウを亡くし、ゼンは山を降りる。師の申しつけどおり、師の同門だったと言うサナダの訪ね・・・その後師の足取り追うように旅に出る・・・本当の強さや、人間の真実を求める旅・・・なのか???そんなお話。
武士道?ちょっとバガボンドにも通じるゼンの旅はまだまだ序盤で物語りは閉じる・・・・単独作品としてもなかなか味わい深い仕上がりなんだが、お調子者な花男的には続編を期待し、"一大すぺくたこー!!"な方向に進んでもらいたかったりする。無垢なゼンと取り巻く人々の機微がなかなかよろしい。なんかすごく透き通った様な・・・お話です。
面白かったです。続編への期待込みなら「非常に面白かったです」かな・・・