パワハラで会社を辞め、しばらくたってもトラウマが消えず人生に絶望し自殺を決意した秀文。首を吊ろうと上った神社の木の洞に差し込まれた奇妙な手紙に気づく。そこに書かれていたのは「どうせ死ぬなら殺してみませんか?」と書かれた交換殺人の申し出だった。葛藤の末、ひとまず自殺を思いとどまり指示通りに洞の中に返信をし、何の気なしに待っていたらそれを取りに来たのは女子高生風のセーラ服少女だった・・・ってな感じで始まるお話。
交換殺人と言うより交換日記要素の方が強いですが(笑)、各々の葛藤と殺人へのハードル、解決しそうで解決しない問題等々地味な感じですが順序良く綴られて、ミステリィ要素もきっちりしてます。最終的には軽めのお話と言う印象でしたが・・・まずまずは
面白かったです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます