花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

クズ(葛)

2006年09月05日 | 山野草

マメ科 クズ属
日当たりのよい林縁や河原などに生えるつる性の多年草です。茎は長く伸びて1m以上になります。葉は3小葉で、総状花序をつけます。根からは葛澱粉(葛粉)が採れます。この根はカッコン(葛根)と呼ばれ、漢方薬として使われます(葛根湯)。
秋の七草の1つです。

オオアワダチソウ(大泡立草)

2006年09月05日 | 山野草

キク科 アキノキリンソウ属
丈の高さ50~180cmの多年生草本です。北アメリカ原産の帰化植物で、明治の中期、観賞用に持ち込まれたものが野生化しました。やや湿ったところにひと塊に生え、セイタカアワダチソウに似ていますが、大群生することはなく、円錐花序の先がとがりません。花期も7~9月と早いです。

ミソハギ(禊萩)

2006年09月05日 | 山野草

ミソハギ科 ミソハギ属
高さ1m近くに成長する多年生草本です。沼地や田圃の周辺など、湿った明るい場所に生育します。全株無毛、茎は上部に至るほど四角形の断面となり、不明瞭な稜があります。葉は対生し、花弁は6枚。花弁にはしわがよっています。 夏のお盆の時期などに仏壇や墓に供えられるようです。

ハナガサギク(花笠菊)

2006年09月05日 | 山野草

函館市松倉方面の道路わきに、ハナガサギクが背比べをしているように、沢山咲いていました。

キク科 オオハンゴンソウ属
人家近くの道端や畑の縁に生える多年草です。北米原産のオオハンゴンソウの園芸種で野生化したものです。草丈は1~2mになり、葉は羽状に3~5裂し、互生します。

ガガイモ (蘿芋)

2006年09月05日 | 山野草

あいす118付近の農道で見つけたガガイモです。

ガガイモ科 ガガイモ属
日当たりのよい原野に生えるつる性の多年草です。地下茎を長く伸ばして増えます。葉は卵状心形で対生し、先は尖っています。葉のわきから花序を伸ばし、約1cmの淡紫色の花を総状に付けます。