花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

湯ノ岱温泉(ゆのたいおんせん)

2007年09月01日 | 温泉

湯ノ岱大橋を渡り、左手の天の川沿いに「国民温泉保養センター(通称湯ノ岱温泉)」があります。ひなびた雰囲気の日帰り温泉です。建物は古いのですが、中は清掃が行き届いています。

広々とした石造りの大浴場には、2つの源泉が引かれ、3つの湯船と打たせ湯があります。こちらは42℃の少し熱めの温泉です。温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物炭酸水素塩泉」で、淡褐色微濁の珍しい「炭酸泉」です。

真ん中の温泉は38℃で、上の温泉と同じ泉質です。湯船に浸かると、体中に気泡がつき、湯上り後はしっとりします。

こちらは別の源泉で35℃とぬるめです。注ぎ口から凄い勢いで湧き出し、ジャグジーのようにボコボコしています。長く入っていてものぼせなくて、暑い季節にはピッタリです。冬でもこの温度で大丈夫のようで、湯上りはぽかぽかするそうです。

かけ流しの打たせ湯です。温泉成分で、床や石造りの壁は、まるで鍾乳洞のようになっています。

壁のアップです。温泉成分の凄さが分かるでしょうか。我が家のお気に入りの温泉の1つです。(入浴料 350円)