花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

エゾナミキ(蝦夷浪来)

2007年09月19日 | 山野草

海岸に生えるナミキソウの一変種で、透き通るような青紫色の花をつけます。

ぷっくりした 愛嬌のある可愛い形の花は、2個が同じ方向を向いて咲くきます。

エゾナミキ(シソ科 タツナミソウ属)
低地の湿地などに生える多年草。草丈は10~40㎝程度。葉は対生し、狭卵形~卵形で先きはとがり、縁には鋸歯がある。茎は四角形で、その稜にだけ上向きの短毛がある。茎の上部の葉腋に、長さ2~2.2㎝の青紫色の花をつける。花冠は対生した葉の脇に1個ずつつき、2個が同じ方向を向いて咲く。花冠は筒状の唇形で、筒部は基部で曲がって立ち上がる。