浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「講演集」より。

2014-05-03 00:38:26 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師のご著書「愚か者の独り言」より ~


                 講演集 一


         「生まれた瞬間に約束を忘れる。」


オギャーと生まれたその時までは、心が開いておりますけれど、
一旦肉体の中に心が宿りますと、ちょうど氷を水の中にポトンと落とした時に、
一度水に沈んだ氷が、時間と共に浮き上がり、
その時は全体のごく一部しか浮きあがりませんように、
この世に生まれ出ると、意識が潜在するという現象が起こります。
お腹の中にいる赤ちゃんは、この世に生まれ出るまで、
お腹の中でちゃんとした意識で話をいたします。

八か月、九か月のお腹の中の赤ちゃんに「この世に生命をいただかれたら、
この地上は真暗で厳しいですよ」と語りかけると、
「はい、よく承知しております」と応じます。
ところが、オギャーと生まれた瞬間に、
あの世で結んだ偉大な約束を忘れてしまいます。
意識は全部潜在してしまって、一番最初に浮き上がって来ますのは、
人間の本能の分野です。
次に感情、知性、理性というように出来上がって来ます。
人間の心はこの四つをもって構成されていますが、出来あがっても、
ほんの僅かで、十あるものでしたら、その内の一つしか浮かび上がって来ず、
その一つをもって、私達は心の修行をしているわけです。


             ~ 感謝・合掌 ~




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