恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密
心の教えを正しく行うと証がついて回る
人々の喜びを我が喜びとする
先の続き・・・
ところで、どうしてこんなに幸せかというと、
自分のことを考えていないからです。
もし、自分の心配事とか利益に対する諸々の欲望を抱えて、
砂袋のように重い心を引きずって生きていれば、
絶対に人々の病を癒すことも、喜んでいただくこともできません。
海外でよく質問されます。
あなたは何によって生活をしているのかと、
無償の愛の実践と言っても、私もただの人間です。
衣食住なくして生きることはできません。
そのためには、一週間のうち四、五日は一生懸命身を粉にするごとく働き、
けっして暴利を貪ることなく、正しい報酬を得て生活の糧とし、
たとえ癌あるいは難病奇病が救われてもいっさいの金品の要求、
精神的要求をしたことはただの一度たりともありません。
そして、週のうち二、三日は国内・海外へ伝道、癒しに当て、それらに関して
なんらいっさいの見返りを求めずに無償で行い、徹底して神の御心、
太陽の心をこの身をもって実践しています。
その時こそが神が働き給います。
愛の実践を通して神の光が病める人の肉体に注がれますから、
神様から気に入っていただく人間にならない限りは、
神様の光も通ることができません。
神様の御心とは何かというと、「いとしき我が子よ、いとおしき我が子。
そなた達は幸せに生きよ、健やかに生きよ」とおおせられる慈愛の心です。
この御心を実践した時、神様の光が私たちを通して他の方々に流れていく、
そういう器として私たちの肉体は神様に使っていただけます。
~ 感謝・合掌 ~