浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

父母に大恩受けし我なるに
報いきれなき我が身悲しも

「御垂訓」

2018-03-20 23:46:14 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

    恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


      第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

      心の教えを正しく行うと証がついて回る

人々の喜びを我が喜びとする

先の続き・・・

ところで、どうしてこんなに幸せかというと、
自分のことを考えていないからです。
もし、自分の心配事とか利益に対する諸々の欲望を抱えて、
砂袋のように重い心を引きずって生きていれば、
絶対に人々の病を癒すことも、喜んでいただくこともできません。
海外でよく質問されます。
あなたは何によって生活をしているのかと、
無償の愛の実践と言っても、私もただの人間です。

衣食住なくして生きることはできません。
そのためには、一週間のうち四、五日は一生懸命身を粉にするごとく働き、
けっして暴利を貪ることなく、正しい報酬を得て生活の糧とし、
たとえ癌あるいは難病奇病が救われてもいっさいの金品の要求、
精神的要求をしたことはただの一度たりともありません。
そして、週のうち二、三日は国内・海外へ伝道、癒しに当て、それらに関して
なんらいっさいの見返りを求めずに無償で行い、徹底して神の御心、
太陽の心をこの身をもって実践しています。
その時こそが神が働き給います。

愛の実践を通して神の光が病める人の肉体に注がれますから、
神様から気に入っていただく人間にならない限りは、
神様の光も通ることができません。
神様の御心とは何かというと、「いとしき我が子よ、いとおしき我が子。
そなた達は幸せに生きよ、健やかに生きよ」とおおせられる慈愛の心です。
この御心を実践した時、神様の光が私たちを通して他の方々に流れていく、
そういう器として私たちの肉体は神様に使っていただけます。


            ~ 感謝・合掌 ~




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「御垂訓」

2018-03-20 00:01:18 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


          第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

          心の教えを正しく行うと証がついて回る

      人々の喜びを我が喜びとする

神界や天上界の時間は短いというのは、この世の苦しみがないからです。
苦痛を感じていれば、時間は自ずと長く感じられます。
この地上の三次元から次元が上昇するにつれて、
ちょうど富士宮の裾野からだんだんと上に登るにしたがって、
ループ状に円周が短くなっていくように、時間は早く過ぎるようになっていきます。
それは、楽しい時に経過が早く感ぜられるようなものです。
私は朝起きてから一日が終わるまで、喜びの中で過ごさせていただいていますから、
あっという間に一日が終わりを迎え、
気付いたら「もう寝る時間になってしまったか」という具合いの毎日です。
そして、休ませていただいたら、昼間の苦しみがないので夢を見ることもなく、
「ああ、もう朝か」という感じで朝を迎えます。
夜が明けたと思ったら、すぐに日が暮れてしまいます。
朝に感謝、夕に感謝、感謝の中に明け暮れています。
こんな調子で行けば、人生もじきに終わるなと思ってしまいます。
人間として生まれさせていただき、人様に法のお話を聞いていただき、
そして病を癒させていただく。

人々の喜びを我が喜びとすることができる。
肉体の喜びと心の喜びをいただける。
これはもう最高の喜びをいただいたと思っています。
「ありがたや、もったいなや」いつも口からこぼれます。
世の中に偉いと言われる方々はたくさんおられますが、
私のような喜びをいただいている方は世の中に何人いるかと思うと、
つくづく幸せだなあ、もったいないなあと思います。
ある時、朝の目覚めとともにつくづくこの有り難さを感じさせてもらったことがありました。
もうだいぶ以前に、お話をさせていただいた折に、自分の現在の境遇を花にたとえれば、
たいした花ではないかもしれないが私なりに満開ですと言って、
「満開や春の嵐に散る桜 我も散りたし朽ち果てぬまに」という歌をよみました。
この時、多くの方々が、先生まだ散らないでください、散らないでくださいと
泣きながら訴えられました。
もっとも、私たちは好きな時にあの世に帰るわけにもまいりません。
神の御心におまかせするのが最もいいのは言うまでもありません。


          ~ 感謝・合掌 ~





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