浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

人の世に神の御心
伝えしは我は父なる
神の子の故

「御垂訓」

2020-12-02 23:59:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「講演集」より

             講演集、 三

         「癌」も心の持ち方で治る


この間、大阪駅前の第四ビルでのお話会の際、
すばらしいお話を聞かせていただきました。
今、お越しになっていたら、ちょっと手を挙げて下さい。
はい、ありがとうございます。

私が会場の入口の所でタバコを吸っておりましたら、
その方が「先生もタバコですか」と言って側にこられて、
私とは初めてお会いしたその方と話をさせていただいた時に、
「ああ、この教えこそほんものだと感じ入りました」と、
おっしゃって下さったのですね。

その方はあらゆる宗教を勉強なさったそうです。
二十年前に胃癌の末期で、
あと一週間も持たないという状態の時に、
たまたまいろいろな方の話しを聞かれて、
肉体と魂とは別だということを
悟られたそうです。

その瞬間から御飯が食べられたと言われます。
この肉体は神様にゆだねさせてもらったらいいと、
そのことを心の底から悟られた時、
今まで喉を通らなかった御飯がたべられるようになり、
どんどん回復して二十年経った今、
大変元気に活躍なさっています。

その後、医師のレントゲン検査の結果、
完全に癌がなくなっているのだそうです。
或るお方が、これは乳癌の方ですが、
又手術をしなくてはいけないかと、
ひどく悲観なさっておられましたから、
ぜひその方に会っていただいて、
体験ほど強いものはないので、
あなたのお話を聞かせていただけますようにと、
お願いしました。

私は癌の経験はないのです。
だから、癌にかかっておられる方の苦しい心は
理解することができません。
私が、いくら「あなたの心は分かります」と言っても、
相手の方には通じません。

それよりも、癌にかかってそれを克服され、
今健全なお方の口からお話を聞かせてもらったら、
大変参考になると思います。
是非会って相手の話を聞いてあげ、
又お話を聞かせてあげていただけますようにと頼みました。
思いによって、癌のような嫌な病気でも治ってしまうのです。

ですから、心と肉体とは別のものだということを
知るだけでは駄目ですね。
知識として知ったら、今度はそれを心の中の
知恵として分からせていただくように
精進することが大事かと思います。


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「御垂訓」

2020-12-02 00:24:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「講演集」より

            講演集、 三

      高橋信次先生のお導き、「心行」朗読


先の続き・・・

―― 「心行」の朗読 ――

ありがとうございました。
こんな素晴らしい言霊を不要だと言いながら、
先生の教えを伝えている方がありますが、
これはとんでもない間違いですね。

師を師として仰がない者にどうして師がその方のことを思いますか。
師をないがしろにする者を、どうして師が喜んで下さいますか。
師を称え師に報い、その師を乗り越えた時、
その師は心から喜んで下さるはずです。
イエス様もおっしゃいました。

「私の如く行った者は私以上の奇跡を現わすであろう」と。
高橋信次先生も同じですね。
信次先生のように行った時、先生以上の力が頂けるはずです。


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