浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

有難や米一粒の一粒に
神の御命 我給わらん

「御垂訓」

2020-12-23 23:59:04 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

           恩師のご著書「講演集」より

               講演集、 三

            救われた霊の報恩


A町内に、Uさんと言いまして、
えらいお金持ちさんがおられます。
自分が育った家を、お父さんが勝負事が好きで、
その為に家を売ってしまったのです。

しかしその後、Uさんは大成功をして億万長者になられ、
自分の育った家を買い戻されたのですが、
その家にはS宗教の偉い人達が住んでいたのです。
事あるごとに皆さんが集まって闘争闘争と言って、
祈っておられました。

そして、その家を売ってよそへ出ていかれたのを、
今度買い戻されたのですね。
折伏、闘争の中に安らぎがあるはずがありません。
闘争は破壊を呼びます。

それだけならいいのですが、
あの宗教は現世利益を願う教えです。
健康になる、金持になる、商売繁盛する、
拝んだら拝むほど良い、という教えです。
拝んでうまくいくはずはありません。

もっと拝んでいたらと思って、夜も寝ず拝むとしたら、
今度は死んでしまいます。
拝んで幸せにはなれません。
恐いのは、我欲の世界の念によって見えない我欲の
世界のものが集まってくることです。

念によって、我欲の故に迷う想念が、
その場所に集結して来て不調和起こします。
その人達を救うて下さいと頼まれて、
その家に行きました時に、まず光を
頂いてからその場所に行きますと、
足許から数え切れないほど多くの迷える
者が寄ってくる気配がするのです。

何とか這いずり上がろうとする想念ですね。
そこで数え切れない想念をお救いさせてもらいました。
その後、Uさんの奥様のお里で家を建てている間、
ここの家に入られたのです。

すると、商売をなさって以来、最高の売上があったそうです。
それは、救われた諸霊が報恩の行為をするのです。
救われてくれますと、光となって注がれてきます。
浄化されて綺麗になるだけではなくて、
今度は喜びの光が注がれますから、
大変有難いのです。

私はどこへ行きましても、そのあと、
その家は商売繁盛するし、お金が
儲かってしようがないようになりますから、
「先生は福の神様だ」と言っていただきます。
ただ行かせていただくだけです。

私と言う人間は未熟な至らない存在ですが、
私の存在を通して、
神の大いなる御業が示されます。
いといと小さき神のみ使いを自覚しております。
いくら小さくても、神のみ使いとして生きさせて
いただきたいと思っています。


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「御垂訓」

2020-12-23 00:29:34 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より
           
              講演集、 三

            土地の因縁、地神様


先の続き・・・

次に、その場所に、曾(かつ)て神として祀られ、
或いは仏として祀られていた意識があり、
うっかりしてその上に便所を建てたりしますと、
えらいことになります。
さらに家を建てるなど、
とんでもないことをした為に不幸になる方があります。
怖いのは、目に見えないので分からないことです。

曾て神として、仏として、祀られたご神体と称するもの、
これが土に中に埋まっている場合災いをするのです。
探知機をもってきても見えませんが、
有難いのは、そこに住まわせてもらう
人間が、常に光に満たされて、感謝し、喜び、
そして安らかな生活をして、
もしもそのようなものがありましたら、
「どうぞ、私のように幸せになって下さい。

この幸せになるにはどのようにしたらいいと思われますか」と言って、
話させてもらったら、皆救われて下さいます。
新しい土地に家を建てるような場合は、
「縁あってこの土地に住まわせていただくことになりました。
曾てこの土地を所有して、ここに思いを残しておられる方がありましたら、
よく聞いて下さい。

神として仏として祀られておられた皆様も、共に聞いて下さい。
私たちは本来あの光り輝く天上の世界からこの地上の世界に自らの魂の修行に
来ております。
この地上の修行が終われば、又あの光り輝く天上の世界に帰ってこそ真の
成仏ができます。

この地上の思いを残しますと、その思いが執着となって救われることはできません。
この地上界から一切の思いを放して下さい。
そして、この地上において生活をなさいました五十年、百年を、
よく振り返ってみて下さい。
私たちは、この肉体の故に、或る時は怒り、妬み、謗り、愚痴、恨み、憎しみ、
足ることを知らぬ欲望に捉われて、自らの心を苦しめてきました。
その苦しみが錘となり、あの光の世界へ上がることができません。
真の神、仏は言われます。

私たち人間に対して、『いとしき我が子たちよ、そなたたちは幸せに生きよ、
健やかに生きよ、おのれ自身を苦しめること勿れ、己を大切にし、
己を大切にするがごとく他を大切にせよ」と言われます。
自らの心を苦しめることは、神のご意志に背きます。
神のご意志に背いて、何者も救われることはできません。
その過ちに気付けば、自らのこの世での生活をよく振り返り、
自らが作った過ちに気付けば、今、心を素直にして、
自ら作った過ちの一つひとつを真の神に
お詫びしてみなさい。

その時、あなたの心は安らぎ、必ず天上の世界へ救われます。
よく反省しなさい。
神よ、光をお与えください。
願わくば、調和と安らぎをお与え下さい。
諸霊の意識に光をお与え下さい。
諸霊の罪をお許し下さい。
あの光の世界へお救い下さい」と言って、祈らせてもらいますと、
救われて下さいます。
皆様も是非私の真似をして下さい。
その時、その地上界は清められ、自らの住む場所が清められます。
災いは起きてきません。
そして、救われた方は必ず喜びのご恩返しをしてくれます。


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