恩師のご著書「講演集」より
講演、四
夜、寝る前に苦しみの原因十項目の反省を
常に私たちは、反省を通して、
もし過ちがあれば悔い改めることですね。
夜寝る前に、せめて今日一日の自分の生活はどうであったか、
苦しみの原因である十項目余りの心の作用を一度調べてみて下さい。
「今日一日腹を立てなかったか、
愚痴を言わなかったか、人を謗らなかった、
人の悪口を言わなかったか、要らぬ不安恐怖に振り回されなかったか・・・」
と、一つ一つ点検し、もし何か反したものがあれば、
「明日の生活に繰り返さないようにします。神様どうぞ私を導いて下さい。
明日の生活に正して参ります」と誓って悔い改めることです。
そして翌日過ごさせてもらってから、又、寝る前に自分を見つめて下さい。
そのようにしますと、夜も大変よく眠るようになり、
翌朝はすばらしい目覚めが頂けるようになります。
なぜかというと、心の錘が取れるからです。
今日一日の心の荷物を捨てることができるのですね。
ですから、心はやすらぎます。