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恩師のご著書「思いの中に生きる」より
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先の続き・・・
ところが、
「心」、自分の心で思ったことはどんなに
悪いことを思っても罰せられないのです。
思いは表面に表われないので相手にもわからないし、
そのために思いというものをつい疎かにします。
思うことぐらいどんなに悪いことを思ってもわからないし、
また人に迷惑かからないから
自由させてほしいと思っています。
ところが、思いというのは、
私たちが行動を起こすことを、いわば「陽」、
表れた行とすれば、行の前にする
「陰」、隠れた行になるわけです。
ですから、思うことを間違っていましたら
必ず言葉も間違ってきます。
その言葉が間違えば、また今度は行も間違ってきます。
したがって、思いから正していくことが大切なのです。