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◆お写真はイスラエスのガリラヤ湖を背景にカメラを
構えられている恩師「長尾弘」先生です。
恩師のご著書「思いの中に生きる」より
正しく見る
先の続き・・・
その自己保存によって、
怒り・妬み・謗り・愚痴あるいは貪欲、
いくらあっても欲しい欲しいという、
足ることを知らない思い、
そういうものによって心がその時その時に
煮えくりかえってはいけません。
水が古くなって腐って真っ青になってしまえば、
これも顔が映りませんし、
水草が生えたり水ゴケが上をいっぱい
覆ってしまっても顔は映りません。
心もそのように、
私たちが疑心暗鬼にとらわれた時には、
もうとても正しく見られません。
「あの人、あんなん言うてんの違うか、
こんなん言うてんの違うか」と、
言ってもないことを言っていると、
自分で決めてしまって、
正しく見られないのです。