生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

その場考学との徘徊(07) 新宿駅新南口

2016年05月21日 19時32分40秒 | その場考学との徘徊
新宿駅新南口

 新宿駅発の高速バス乗り場「バスタ新宿」がオープンして1か月が過ぎた。その間に、新宿から八ヶ岳PAまで わが奥さんは2度ほど利用させていただくこととなった。以前よりもかなり快適だそうだ。
 ところで、大都市の景観としての東京は、世界で何番目なのだろうか。




ロンドンやパリには明らかに負けそうだが、観光立国の第1条件のように思う。新宿駅の新南口の景観が一気に変わったのは、バスタ新宿に負けずに嬉しい。改札口を出ると、視界が一気に広がる。中央線、山手線、小田急線の線路がすべて足の下に通っているのだから、横幅が思ったよりも広く感じられる。
ゆっくりと休むことのできるテラスも感じが良かった。





 ここから見ると、遠近法のおかげで、NTTドコモのビルも奇異に感じることはない。偶然なのか、高さもほぼ揃っていて、他の場所のような見苦しさは感じられない。日本の大都市も、中小の都市も、もう少し景観の改善に対しての戦略を立ててもらいたいものだ。京都も奈良も、いろいろな手立てのわりには、改善どころか悪化しているように思えて仕方がない。