生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

その場考学との徘徊(80)王寺駅徘徊

2025年02月02日 08時28分28秒 | その場考学との徘徊
その場考学との徘徊(80)          
題名;王寺駅徘徊 場所;東京都 王寺 月日;2025.1.31

テーマ;新宿駅から王寺駅に行くには、細心の注意が必要
作成日;2025.2.2   
                                           
 北区のJR王子駅には、既に何回も行ったのだが、今回初めての経験をした。それは、なんと5回もJRでお世話になったしまったことだった。その原因は、この地図の為だった。



 私の場合の出発は新宿駅。最初は山手線で田端まで行き。そこから京浜東北線に乗り換えて王子駅へ行った。
しかし、新宿から田端までの駅の数は相当なモノだった。
 その帰りに、駅の路線図を見て、「赤羽がすぐそこだ。ここで埼京線に乗れば、途中の停車駅の数が大幅に減る」と考えた。

 そこで、今回は新宿駅で大宮行きに乗った。赤羽まで池袋のみの停車でたたったの11分だった。赤羽の駅構内は広々として、各種の店がある。店を覗くのは帰りにして、すぐに上りのホームに向かうことにした。幸い、すぐに平塚行きがあるので、それに飛び乗った。しかし、10:59の発車後すぐに車内放送で、「次は尾久です」と。「え‼ おぐっっていう駅はあったっけ?」。列車はなかなか止まらずに、王子駅の横を通過してしまった。
 尾久駅で降りたのだが、駅も周囲も閑散としている。見えるのは、おびただしい数の電車だけだった。帰宅後に地図を見ると、この通りで、京浜東北線の線路とは違うところに来ている。



 一駅戻れば良いと思ったが、それは甘かった。この線路は、王寺駅の横を通過するだけで、次の駅は赤羽との表示になっている。仕方なく、11:11発の籠原行きで、また王子駅を横に見て、11:15赤羽駅に戻った。
 11:17蒲田行きの京浜東北線に乗車、11:23やっと目的の王子駅に着くことができた。

 駅周辺のウオーキングで、「お札と切手の博物館」、「王子稲荷神社」、「名主の滝公園」を楽しんだあと、
13:03発の列車で赤羽に戻った。
幸い、13:14発の湘南新宿ラインに乗ることができ、当然十条通過と思ったら、またまた王子駅の横を通過した。ここは、なんと今日5度目だ。

 家に帰って路線図と列車の時刻表を調べた。ややこしいので、地図を色塗りしてみたのが、次の3つ。

 
 
 緑は埼京線で、新宿の次は池袋なのだが、そこからは板橋、十条などの各駅停車で、赤羽駅に至る。
 赤は、湘南新宿ラインで、赤羽から王寺方面の線路で、駒込で山手線と併走になる。だいぶ遠回りなのだが、新宿までの停車駅は池袋だけ。



 ついでに、高崎線と宇都宮線も調べたのが、この地図の緑の線。
こちらは、新宿駅で乗るときはどちらでも良いのだが、赤羽駅での乗車は、気をつけないといけない。時刻表だと、新宿経由と、上野・東京駅経由とがバラバラに来るようだ。
 間違えて、上野経由の電車に乗ると、田端で山手線に乗り換えなければならないが、田端が通過だと上野から戻ることになってしまう。



最後は京浜東北線で、この図の赤のように大宮から赤羽までは各駅停車で、田端から山手線との併走で、平日は快速電車になる。
 平日に、うっかりこれに乗ると、山手線の駅を通過してしまうので、これも注意が必要。
 最近は、どの駅もホームに時計と停車駅の表示板がない。日本の道路表示と同じで、地元の人にはわかりやすいが、他所からの訪問者にはわかりにくい。徳川・戦国時代の名残の文化なのだろう。